VBAサンプル集
Excelファイルを開かずにシート名をチェック

ExcelマクロVBAの実用サンプル、エクセルVBA集と解説
最終更新日:2020-11-13

Excelファイルを開かずにシート名をチェック


多くのExcelファイルから、特定のシート名のデータを取得する場合、
当該シートが存在していないブックがあるならば、ブックを開く前にシートの存在をチェックしたくなります。


このような、ファイルを開かずにExcelの情報を取得したいという要望は多くあります。

Excelファイルを開かずにシート名を取得
Excelファイルを開くときは、ファイルサイズに比して、とても遅い場合があります、ファイルを開かずに、Excelの情報を取得したいという要望は少なからずあるようです、そこで、処理の基本となるシート名を取得する方法になります。もちろん、開かないと言っても、厳密には必ず開いているわけですが、Excelのブックとして開かないという事です。

こちらでの掲載コードの応用版になります。
指定の名称のシートがあるかどうかを判定するFunctionを作成します。



Private Function SheetExist(ByVal sFile As String, ByVal sName As String) As Boolean
  Dim objCn As New ADODB.Connection
  Dim objRS As ADODB.Recordset
  Dim sSheet As String
  
  SheetExist = False
  
  On Error Resume Next
  With objCn
    .Provider = "Microsoft.ACE.OLEDB.12.0"
    .Properties("Extended Properties") = "Excel 12.0"
    .Open sFile
    Set objRS = .OpenSchema(ADODB.adSchemaTables)
  End With
  If Err.Number = 0 Then
    sName = Replace(sName, "!", "_")
    sName = Replace(sName, ".", "#")
    Do Until objRS.EOF
      sSheet = objRS.Fields("TABLE_NAME").Value
      If Right(sSheet, 1) = "$" Or Right(sSheet, 2) = "$'" Then
        If Right(sSheet, 1) = "$" Then
          sSheet = Left(sSheet, Len(sSheet) - 1)
        End If
        If Right(sSheet, 2) = "$'" Then
          sSheet = Left(sSheet, Len(sSheet) - 2)
        End If
        If Left(sSheet, 1) = "'" Then
          sSheet = Mid(sSheet, 2)
        End If
        sSheet = Replace(sSheet, "''", "'")
        If sName = sSheet Then
          SheetExist = True
          Exit Do
        End If
      End If
      objRS.MoveNext
    Loop
  End If
 
  objRS.Close
  objCn.Close
  Set objRS = Nothing
  Set objCn = Nothing
  On Error GoTo 0
End Function

※「参照設定」で「Microsoft ActiveX Data Objects 2.X Library」を追加して下さい。


特にVBAコードの解説はしませんが、
シート名の取得には、ADOでテーブル名を取得する方法を使っています。

気を付けるところは、記号の変換だけです。
取得したシート名は、
シート名$
'シート名$'
このようになっているので、'$を削除します。
また、
シート名に'がある場合は、'がエスケープ処理されていますので、'''に変換しています。
さらに、
シート名の!は、_に変換されているので、!_としてシート名を判定しています。
シート名の.は、#に変換されているので、.#としてシート名を判定しています。

使い方も示しておきます。



Sub sample()
  Dim sTemp As String
  sTemp = "フルパスを指定"
  If SheetExist(sTemp, "シート名") = False Then
    MsgBox "シートはありません"
  End If
End Sub


Excelファイルを開かずにシート名を取得

Excelファイルを開くときは、ファイルサイズに比して、とても遅い場合があります、ファイルを開かずに、Excelの情報を取得したいという要望は少なからずあるようです、そこで、処理の基本となるシート名を取得する方法になります。もちろん、開かないと言っても、厳密には必ず開いているわけですが、Excelのブックとして開かないという事です。
上のページでも書きましたが、
基本的にはお勧めするような技術ではありません。
Excelファイルを適切に作成し、適切なファイルに分割して管理する。
適切に管理されていれば、このような方法をとる必要性はあまりないはずです。




同じテーマ「マクロVBAサンプル集」の記事

CSVの読み込み方法(改)
CSVの読み込み方法(改の改)
CSVの読み込み方法(ジャグ配列)
CSVの読み込み方法(ジャグ配列)(改)
CSVの出力(書き出し)方法
UTF-8でCSVの読み書き(ADODB.Stream)
ADOでマスタ付加と集計(SQL)
ADOでマスタ更新(SQL)
ADOでCSVの読み込み(SQL)
Excelファイルを開かずにシート名を取得
Excelファイルを開かずにシート名をチェック


新着記事NEW ・・・新着記事一覧を見る

Select Caseでの短絡評価(ショートサーキット)の使い方|VBA技術解説(1月3日)
VBA100本ノック 迷宮編:巡回セル問題|VBA練習問題(12月31日)
VBA100本ノック 58本目:番号リストを簡潔にした文字列で返す|VBA練習問題(12月30日)
VBA100本ノック 57本目:ファイルの更新日時|VBA練習問題(12月29日)
VBA100本ノック 56本目:数式内の自身のシート名を消す|VBA練習問題(12月28日)
VBA100本ノック 55本目:他ブックのマクロを起動|VBA練習問題(12月26日)
VBA100本ノック 54本目:シートのChangeイベント|VBA練習問題(12月25日)
VBA100本ノック 53本目:テーブルの扱いと年齢計算|VBA練習問題(12月23日)
VBA100本ノック 52本目:複数シートの一括印刷|VBA練習問題(12月22日)
VBA100本ノック 51本目:シート一覧と印刷ページ数|VBA練習問題(12月21日)


アクセスランキング ・・・ ランキング一覧を見る

1.最終行の取得(End,Rows.Count)|VBA入門
2.RangeとCellsの使い方|VBA入門
3.変数宣言のDimとデータ型|VBA入門
4.マクロって何?VBAって何?|VBA入門
5.セルのコピー&値の貼り付け(PasteSpecial)|VBA入門
6.繰り返し処理(For Next)|VBA入門
7.Range以外の指定方法(Cells,Rows,Columns)|VBA入門
8.セルに文字を入れるとは(Range,Value)|VBA入門
9.とにかく書いてみよう(Sub,End Sub)|VBA入門
10.繰り返し処理(Do Loop)|VBA入門




このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。


記述には細心の注意をしたつもりですが、
間違いやご指摘がありましたら、「お問い合わせ」からお知らせいただけると幸いです。
掲載のVBAコードは動作を保証するものではなく、あくまでVBA学習のサンプルとして掲載しています。
掲載のVBAコードは自己責任でご使用ください。万一データ破損等の損害が発生しても責任は負いません。



このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。
本文下部へ