ブックを開いた時に指定シートを表示(Workbook_Open)
ブックを開いたときに自動的にマクロVBAを実行するにはWorkbook_Openを使います。
Workbook_Openは、ブックを開いた時に自動的に実行されるイベントです、
Workbook_Openの記述場所

ブックを開いた時に指定シートを表示するVBA
Private Sub Workbook_Open()
Application.Goto Sheets(1).Range("A1"), True
End Sub
上記VBAでは、ブックが開かれると先頭シートのA1セルに移動しています。
Application.Goto
移動先をのRangeオブジェクトを指定します。
Rangeオブジェクト、または、R1C1形式のセル参照を含む文字列を指定できます。
この引数を省略すると、直前にGotoメソッドを使ったときのセル範囲に移動します。
移動先セル範囲の左上端がウィンドウの左上端に表示されるようにウィンドウをスクロールするには、 True を指定します。
ウィンドウをスクロールしないようにするには、Falseを指定します。
既定値はFalseです。
Range("A1").Select
このような状態でも、A1セルを選択しスクロールも戻してくれます。

Application.Goto Sheets(1).Range("A1"), True
これにより、スクロールが戻されA1が選択されています。
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