VBA練習問題解答
練習問題4(Ifの練習)解答

Excelマクロ練習問題集、エクセルVBAの学習教材
公開日:2013年5月以前 最終更新日:2019-11-03

練習問題4(Ifの練習)解答

マクロVBA練習問題4の解答ページです。


マクロVBA練習問題

・箱数とバラ数を計算して、それぞれの列に入れて下さい。
・1箱に満たない場合は、D列の箱数に"×"を入れて下さい。

※入数とは、1箱に入る数量です。
  商品1なら、箱数1、バラ数3となります。
※商と余り
  商 : 数値1 \ 数値2
  余り : 数値1 Mod 数値2
  または、
  商 : Int(数値1 / 数値2)
  余り : 数値1 - (Int(数値1 / 数値2) * 数値2)

練習問題用のExcelファイル
 A     B   C   D   E
日付 納品数 入数 箱数 バラ数
商品1 15 12    
商品2 95 6    
商品3 49 24    
商品4 96 10    
商品5 5 16    
商品6 36 8    
商品7 93 8    
商品8 78 24    
商品9 95 36    
商品10 93 20    
商品11 82 10    
商品12 10 15    
商品13 9 16    
商品14 9 6    
商品15 28 14    
商品16 98 18    
商品17 30 5    
商品18 92 22    
商品19 7 26    
商品20 88 12    

※上記表の全体を選択し、コピー(Ctrl+C)の後、エクセルのシートのA1セルに貼り付け(Ctrl+V)してください。

では、お考えください。
すぐに解答を見ずに、必ず自力で書けるとこまででも良いので書きましょう。

シンキングタイム

シンキングタイム開始


シンキングタイム終了

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ExcelマクロVBA入門
この「VBA入門」シリーズは、マクロVBAを習得し、日々のExcel作業を効率化・自動化できるようになることを目指します。VBAが初めての方でも無理なくステップアップできるよう、基礎から丁寧に、そして段階的に解説を進めます。そのため、シリーズ後半では入門レベルに留まらず、実務レベルで通用する高度なテクニックや幅広い知…

書くべきマクロVBAが分からない時は、
ここでじっくり勉強してから再チャレンジしてください。

マクロVBA練習問題解答

では解答のマクロVBAコードです。
※.Valueは省略しています。

Sub 練習問題4_1()
  Dim i As Long
  For i = 2 To Cells(Rows.Count, 1).End(xlUp).Row
    Cells(i, 4) = Int(Cells(i, 2) / Cells(i, 3))
    Cells(i, 5) = Cells(i, 2) - (Cells(i, 4) * Cells(i, 3))
    If Cells(i, 4) = 0 Then
      Cells(i, 4) = "×"
    End If
  Next
End Sub

Sub 練習問題4_2()
  Dim i As Long
  For i = 2 To Cells(Rows.Count, 1).End(xlUp).Row
    If Cells(i, 2) < Cells(i, 3) Then
      Cells(i, 4) = "×"
      Cells(i, 5) = Cells(i, 2) Mod Cells(i, 3)
    Else
      Cells(i, 4) = Cells(i, 2) \ Cells(i, 3)
      Cells(i, 5) = Cells(i, 2) Mod Cells(i, 3)
    End If
  Next
End Sub

今回は2通りの書き方で回答しています。
Ifの使い方によって、書き方は千差万別となります。
だからこそ、Ifステートメンが重要なのです。

ここでは考え方が重要になります。
1箱に満たない」これを、
練習問題4_1では、箱数が0になったらと考え
練習問題4_2では、納品数<入数と考えたということになります。
このような問題に対する解決方法を、
事前に文章化して整理する事が重要です。

Ifステートメントこそ、プログラムの基本です。
プログラムはIfに始まりIfに終わる、と言っても過言ではありません。

以下も参考にして下さい。

ExcelマクロVBA入門.第20回.条件分岐(If)
ある条件の時だけ処理したい、ある条件の時は処理したくない、そのような条件によって処理内容を変更したい場合があります。VBAで条件により処理を分岐させたい場合に使うのが、Ifステートメントです。マクロVBAで自動化する場合の多くは、条件により処理を変えつつ一定回数繰り返すという事です。



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