練習問題16(WorksheetFunctionの練習)解答
マクロVBA練習問題16の回答ページです。
マクロVBA練習問題
それぞれのセル(C列とD列)に入れて下さい。
・シート「練習16_マスタ」に存在しない場合は、空欄のままにして下さい。
・各行の金額(単価×数量)を計算しF列に入れてください。、
・F12セルに合計金額を計算し入れて下さい。
A B C D E F
行 | 商品番号 | 商品名 | 単価 | 数量 | 金額 |
1 | A06 | 3 | |||
2 | A07 | 2 | |||
3 | A02 | 4 | |||
4 | A08 | 5 | |||
5 | A01 | 6 | |||
6 | A03 | 1 | |||
7 | A04 | 4 | |||
8 | A09 | 3 | |||
9 | A10 | 7 | |||
10 | A05 | 2 | |||
合計 |
シート「練習16_マスタ」
A B C
商品番号 | 商品名 | 単価 |
A01 | 商品△1 | 1100 |
A02 | 商品△2 | 1200 |
A03 | 商品△3 | 1300 |
A05 | 商品△5 | 1500 |
A06 | 商品△6 | 1600 |
A08 | 商品△8 | 1800 |
A09 | 商品△9 | 1900 |
A10 | 商品△10 | 2000 |
※上記表の全体を選択し、コピー(Ctrl+C)の後、エクセルのシートのA1セルに貼り付け(Ctrl+V)してください。
すぐに解答を見ずに、必ず自力で書けるとこまででも良いので書きましょう。
シンキングタイム
シンキングタイム終了
書くべきマクロVBAが分からない時は、
ここでじっくり勉強してから再チャレンジしてください。
マクロVBA練習問題解答
※.Valueは適宜省略しています。
Sub 練習問題16()
Dim i As Long
Dim ix As Long
Dim lngTotal As Long
Dim ws1 As Worksheet
Dim ws2 As Worksheet
Set ws1 = Worksheets("練習16")
Set ws2 = Worksheets("練習16_マスタ")
lngTotal = 0
With ws1
For i = 2 To 11
ix = WorksheetFunction.CountIf(ws2.Columns(1), .Cells(i, 2))
If ix > 0 Then
ix = WorksheetFunction.Match(.Cells(i, 2), ws2.Columns(1), False)
.Cells(i, 3) = ws2.Cells(ix, 2)
.Cells(i, 4) = ws2.Cells(ix, 3)
.Cells(i, 6) = .Cells(i, 4) * .Cells(i, 5)
lngTotal = lngTotal + .Cells(i, 6)
End If
Next
.Cells(12, 6) = lngTotal
End With
End Sub
ここでの書き方は色々と考えられます。
上記では、あえてワークシート関数のCountIfでの存在確認をするように書いてみました。
On Err Resume Nextでのエラー処理も使えるようになっておきましょう。
Sub 練習問題16_2()
Dim i As Long
Dim ix As Long
Dim lngTotal As Long
Dim ws1 As Worksheet
Dim ws2 As Worksheet
Set ws1 = Worksheets("練習16")
Set ws2 = Worksheets("練習16_マスタ")
lngTotal = 0
On Error Resume Next
With ws1
For i = 2 To 11
Err.Clear
ix = WorksheetFunction.CountIf(ws2.Columns(1), .Cells(i, 2))
If Err.Number = 0 Then
ix = WorksheetFunction.Match(.Cells(i, 2), ws2.Columns(1), False)
.Cells(i, 3) = ws2.Cells(ix, 2)
.Cells(i, 4) = ws2.Cells(ix, 3)
.Cells(i, 6) = .Cells(i, 4) * .Cells(i, 5)
lngTotal = lngTotal + .Cells(i, 6)
End If
Next
.Cells(12, 6) = lngTotal
End With
End Sub
他の開発言語にはない、ExcelマクロVBAならではの機能です。
ぜひ、積極的に活用しましょう。
同じテーマ「マクロVBA練習問題解答」の記事
練習問題13(文字列関数の練習)解答
練習問題14(行の挿入・削除の練習)解答
練習問題15(Withとオブジェクト変数の練習)解答
練習問題16(WorksheetFunctionの練習)解答
練習問題17(ブック・シートの操作の練習)解答
練習問題18(Dir関数の練習)解答
練習問題19(総合練習1)解答
練習問題20(総合練習2)解答
練習問題21(総合練習3)解答
練習問題22(総合練習4)解答
練習問題23(総合練習5)解答
新着記事NEW ・・・新着記事一覧を見る
セル値でパス・ブック・シート名を指定|Power Query(M言語)入門(2023-02-07)
別ブックのシートを列可変で取り込む|Power Query(M言語)入門(2023-02-06)
ExcelとVBAの入門解説|エクセルの神髄(2022-12-14)
文字列のプロパティ名でオブジェクトを操作する方法|VBA技術解説(2022-12-14)
数字(1~50)を丸付き数字に変換するVBA|VBA技術解説(2022-11-15)
TEXTAFTER関数(テキストの指定文字列より後ろの部分を返す)|エクセル入門(2022-11-14)
TEXTBEFORE関数(テキストの指定文字列より前の部分を返す)|エクセル入門(2022-11-14)
TEXTSPLIT関数(列と行の区切り記号で文字列を分割)|エクセル入門(2022-11-12)
LAMBDA以降の新関数はVBAで使えるか|VBA技術解説(2022-11-11)
WRAPCOLS関数(1次元配列を指定数の列で折り返す)|エクセル入門(2022-11-08)
アクセスランキング ・・・ ランキング一覧を見る
1.最終行の取得(End,Rows.Count)|VBA入門
2.RangeとCellsの使い方|VBA入門
3.繰り返し処理(For Next)|VBA入門
4.変数宣言のDimとデータ型|VBA入門
5.セルのコピー&値の貼り付け(PasteSpecial)|VBA入門
6.マクロって何?VBAって何?|VBA入門
7.並べ替え(Sort)|VBA入門
8.Excelショートカットキー一覧|Excelリファレンス
9.エクセルVBAでのシート指定方法|VBA技術解説
10.Range以外の指定方法(Cells,Rows,Columns)|VBA入門
- ホーム
- マクロVBA入門編
- マクロVBA練習問題解答
- 練習問題16(WorksheetFunctionの練習)解答
このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。
記述には細心の注意をしたつもりですが、
間違いやご指摘がありましたら、「お問い合わせ」からお知らせいただけると幸いです。
掲載のVBAコードは動作を保証するものではなく、あくまでVBA学習のサンプルとして掲載しています。
掲載のVBAコードは自己責任でご使用ください。万一データ破損等の損害が発生しても責任は負いません。