エクセル入門
セルの書式設定.折り返して全体を表示

Excelの初心者向け入門解説
最終更新日:2020-04-24

セルの書式設定.折り返して全体を表示


セルの横幅に入りきらない文字を、折り返して全体を表示する方法です。


エクセル Excel 折り返し セル内改行

エクセル Excel 折り返し セル内改行

折り返して全体を表示の設定方法

設定するセルを選択

Ctrl+1 または、右クリックから「セルの書式設定」

配置(左から2番目のタブ)

文字の制御の
折り返して全体を表示する」にチェックを付ける

「OK」

エクセル Excel 折り返し セル内改行

これで、セルの列幅内で、折り返して全体が表示されます。

折り返して全体を表示の解説

セルの列幅を超えて文字が入力されている場合、
隣のセルが未入力の場合は、隣のセルにかぶさって表示されます。

エクセル Excel 折り返し セル内改行

隣のセルにデータが入力されている場合は、セル幅の位置で文字が切れてしまいます。

エクセル Excel 折り返し セル内改行

「折り返して全体を表示する」にした場合、
全ての文字が表示されるように、セル幅を超える文字はセル内で改行されて表示されます。
複数行での表示になるので、自動的に行の高さも調節されます。

エクセル Excel 折り返し セル内改行

Alt+Enter
でセル内改行した場合とは異なります。
※セル内改行すると、自動的に「折り返して全体を表示する」にチェックが付きます。
エクセル Excel 折り返し セル内改行

単に「折り返して全体を表示する」として複数行に表示されている場合、列幅の変更で、折り返し位置は変わってきますが、
Alt+Enterでのセル内改行では、改行位置は変更されません。
これは、Alt+Enterでのセル内改行が改行コードをその位置に追加しているのに対し、
「折り返して全体を表示する」は、見た目の表示が変更されているだけで、セル内のデータは変更されていないからです。

エクセル Excel 折り返し セル内改行

上段の1行目が、「折り返して全体を表示する」
下段の2行目が、「セル内改行」



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