基本操作.条件付き書式
条件付き書式は、指定した条件に基づいてセルの書式(セルの外観)を変更できます。
条件付き書式では、他のセル値も含めて複雑な条件によって書式を変更できます。
条件付き書式の設定方法
リボン「ホーム」のスタイル内の「条件付き書式」
条件付き書式を設定するセル範囲を選択し、上記のアイコンをクリックします。
上の5つ(新しいルールより上)は、テンプレートへのショートカットになります。
「新しいルール」で全ての設定が可能です。
ここでの設定は多種多様にあり、とても全てをここで紹介できるものではありませんし、全てを覚える必要もありません。
どういう機能があるかだけを見ておけば十分です。
それぞれで設定画面が違います。
使う必要になった時、画面を見て一つずつ設定していけば良いものです。
一つ一つの設定は特段に難しいものではありません。
最もよく使うものとして必ず覚えておく必要があるのは、
「数式を使用して書式設定するセルを決定」になります。
他については、画面を見ておく程度でも良いでしょう。
「新しいルール」で全ての設定が可能です。
どういう機能があるかだけを見ておけば十分です。
それぞれで設定画面が違います。
使う必要になった時、画面を見て一つずつ設定していけば良いものです。
一つ一つの設定は特段に難しいものではありません。
「数式を使用して書式設定するセルを決定」になります。
他については、画面を見ておく程度でも良いでしょう。
セルの値に基づいてすべてのセルの書式設定
一度は一通り設定項目をみて確認しておきましょう。
指定の値を含むセルだけを書式設定
設定するセルの値によって書式を変更するものです。
上位または下位に入る値だけを書式設定
平均より上または下の値だけを書式設定
標準偏差との比較もあります。
一意の値または重複する値だけを書式設定
数式を使用して書式設定するセルを決定
この数式により、様々な条件を作り出すことができます。
条件設定画面における相対参照について
条件設定画面で他のセルを相対参照する場合、アクティブセルを意識する必要があります。
選択セル範囲が、B2:B6だとしても、アクティブセルが違う場合があります。
上は、アクティブセルがB2です。
下は、アクティブセルがB6です。
条件に指定するセル参照は、アクティブセルに対する設定になります。
アクティブセルからの相対参照として数式を作成します。
したがって、そもそも下のような選択状態で条件設定をしてしまうと、勘違いによる間違った設定をしてしまいます。
選択セル範囲が、B2:B6だとしても、アクティブセルが違う場合があります。
下は、アクティブセルがB6です。
アクティブセルからの相対参照として数式を作成します。
したがって、そもそも下のような選択状態で条件設定をしてしまうと、勘違いによる間違った設定をしてしまいます。
設定できる書式の制限
「セルの書式設定」にある多くの書式を設定できますが、設定できない書式もあります。
「配置」と「保護」はタブそのものが無くなっています。
表示形式は、「セルの書式設定」と同じものが使用できます。
フォントでは、「フォント名」や「サイズ」は変更できません。
罫線は、種類も二重線等が無く「セルの書式設定」より少なくなっています。
塗りつぶしは、「セルの書式設定」とおなじものが使用できます。
「配置」と「保護」はタブそのものが無くなっています。
ルールのクリア
ルールの管理
それぞれにより、対象となるセルに設定されている条件付き書式の一覧が表示されます。
「ルールの編集」「ルールの削除」は、一覧の選択行に対しての操作になります。
条件を満たす場合は停止
これがチェックされている場合、そのルールが条件を満たしたときは、それより下のルールは無視されます。
これがチェックされていない場合、そのルールが条件を満たしても、それより下のルールも適用されます。
ただし、同じ項目に対する書式は最初の上の書式が設定されます。
例えば、上のルールで塗りつぶし赤で設定され、下のルールで黄色が設定される場合は、上の赤になります。
別の書式項目であれば、それぞれの書式が設定されます。
例えば、上のルールで塗りつぶし赤、下のルールで太字、これらは両方が設定されます。
これがチェックされていない場合、そのルールが条件を満たしても、それより下のルールも適用されます。
例えば、上のルールで塗りつぶし赤で設定され、下のルールで黄色が設定される場合は、上の赤になります。
別の書式項目であれば、それぞれの書式が設定されます。
例えば、上のルールで塗りつぶし赤、下のルールで太字、これらは両方が設定されます。
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