「緩衝材」としてのVBAとRPA|その終焉とAIの台頭
私はこれまで、「RPAは一過性のブームや、システム間の溝を埋めるだけの『絆創膏』のような技術だ」と考えてきました。
決してITの本流となる技術ではないだろう、と。
では、なぜ「本流ではないはずの技術」が、これほどまでに息長く生き残っているのでしょうか🤔
- 「正論」だけでは語れない現場の現実
- 「現場の武器」としての定着
- 「不完全さ」を許容する文化の形成
一時的な「急場しのぎ」のはずが、気づけばなくてはならない「インフラ」になっていました。
今なお急場しのぎの側面を持っていることは否定できません。
それでも生き残ってきたのは、現場に切実な事情があったからです。
- 業務を止められない
- 業務を整理できない
- システム刷新の予算も権限もない
- それでも人手は足りない
こうした日本企業の慢性的な状態に、過剰なまでに適応したのがRPAです。
むしろ、業務が変われない現実の中で、摩耗を吸収する「緩衝材」として機能し続けてきたのです。
RPAが多くの課題を抱えながらも深く普及している構造は、実はVBAと全く同じではないでしょうか。
それでも生き残ったのは、「正論が通らない現場の現実」に完璧に適応したからです。
VBAはExcel業務を、RPAは画面操作業務を延命してきました。
どちらも業務を根本的に変えるのではなく、変われない業務が壊れないよう、支え続けてきたのです。
AIは、人の判断すら代替する力を手にしつつあるのです。
だから、現場の柔軟な「逆算」には到底追いつけませんでした。
対してAIは、「目的地」さえ示せば、障害物を自ら避けてルートを再構築し始めます。
そこがデジタルに塗り替えられようとしている今、
もはやVBAやRPAの「居場所」は揺らぎ始めています。
そして、あなたはこの大きな変化に、どう向き合っていきますか。
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