ExcelマクロVBA入門
VBEの使い方:ローカル ウィンドウ

VBAの開発環境であるVBEの基本的な使い方
最終更新日:2019-10-30

VBEの使い方:ローカル ウィンドウ


VBE(Visual Basic Editor)は、VBAで使われるコードエディタ、コンパイラ、デバッガ、その他の開発支援ツールが統合された開発環境です。
ここではローカル ウィンドウの使い方について説明します。


ローカルウィンドウの表示

メニュー「表示」→「イミィディエイト ウィンドウ」

VBA VBEローカル ウィンドウ

初期設定では、コードウィンドウの下にドッキング表示されます。

VBA VBEローカル ウィンドウ

ローカルウィンドウの基本的な使い方

VBA実行中に、プロシージャー内の変数の中身を確認できます。
イミィディエイトウィンドウと違い、配列やオブジェクトのプロパティの値を見ることができます。

VBA実行中は、ローカルウィンドウには自動的に参照可能な変数が全て表示されます。

VBA VBEローカル ウィンドウ

Stopステートメント
プロシージャの任意の場所で実行を中断できます。

Stopステートメントを使用することは、コード内にブレークポイントを設定することと似ています。
End とは異なり、
Stopステートメントは実行を中断しますが、変数等を解除することはなく、VBAの実行状態が維持されます。
このStop時点のローカルウィンドウです。

VBA VBEローカル ウィンドウ

先頭は、モジュール名となっていて、モジュールレベル変数が入っています。
マクロ VBA サンプル画像をクリックすることで展開されます。
多段階にマクロ VBA サンプル画像が含まれている場合は、次々にクリック展開できます。

VBA VBEローカル ウィンドウ

オブジェクトは参照可能なプロパティを見ることができます。

VBA VBEローカル ウィンドウ

配列の中も一覧で見ることができます。

VBA VBEローカル ウィンドウ

変数名です。
変数に格納されている値です。
変数の型になります。
Variantの場合は、
Variant/実際に格納されているデータ型

Applicationを変数に入れれば、エクセルのすべてのオブジェクトを見ることができます。


VBA VBEローカル ウィンドウ

さすがに、Applicationからドリルダウンするのは大変ですが、
変数に入れれば、このように何でも見ることができます。

コレクションの要素は、Item 〇 と表示されます。

VBA VBEローカル ウィンドウ

ローカルウィンドウの制限

他モジュールの変数はパブリック変数でも表示されません。
プロシージャーレベル変数でも、他のモジュールで定義されている変数は表示されません。
他モジュール定義のPublic変数の中を確認するには、
イミィディエイトウインドウまたはウォッチウィンドウを使ってください。

引数が必要なプロパティは表示されません。
オブジェクトの中の、引数が必要なプロパティは表示されません。
例えば、RangeのAddressプロパティは、引数があるので表示されません。

VBA VBEローカル ウィンドウ

同様にValueにも引数があるので表示されませんが、Value2は引数が無いので表示されています。
※引数が省略可能なものであっても、そのプロパティは表示されません。

VBA VBEローカル ウィンドウ

Valueの引数について
VBA VBEローカル ウィンドウ

引数のあるプロパティを見るには、
そのプロパィの値を変数に入れるか、イミィディエイトウィンドウを使ってください。

ローカルウィンドウの最後に

イミィディエイトウィンドウウォッチウインドウとともに、VBAデバッグでは必須と言える道具になります。
複数の変数を確認したいとか、配列やコレクションの中を見たい時には、
ウィンドウを開くだけで見ることができるので、とても簡単で便利な機能になります。



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