ExcelマクロVBA技術解説 | WorksheetFunction.Matchで配列を指定した場合の制限について | ExcelマクロVBAの問題点と解決策、エクセルVBAの技術的解説



最終更新日:2013-06-07

WorksheetFunction.Matchで配列を指定した場合の制限について


WorksheetFunctionでMatchを使いデータ検索する事は良くあります。

この時、他の部分の記述との関係で、配列を指定してMatchを行う事があります。


以下のようなVBAコードになります。

Sub sample1()
  Dim i As Long
  Dim ary As Variant
  ary = Range("A1:A10000")
  ・・・
  i = WorksheetFunction.Match("***", ary, 0)
  ・・・
End Sub


これは正しく動作します。

ただし、WorksheetFunction.Matchで配列を使うと、処理速度は遅くなります。

直接Rangeを指定した方が、はるかに処理速度は速くなります。

とはいえ、数万件の検索を1回実行するだけなら、体感速度はほとんど変わらないでしょう。

そこで、どうしてもこのような記述になる場合があります。

しかし、この場合、配列の要素数に制限があります。

Sub sample2()
  Dim i As Long
  Dim ary As Variant
  ary = Range("A1:A70000")
  ・・・
  i = WorksheetFunction.Match("***", ary, 0)
  ・・・
End Sub


これはエラーとなります。

具体的には、配列の要素数が、

65,536

これが限界値となっています。

さすがに、めったにあることではありません。

しかし、この情報が、ほとんどどこにも出ていない事が問題です。

以前、このエラー原因を問われた時に、いろいろ調べたのですが、どこにも見当たりませんでした。

と言う事で、自身の備忘録もかねて、ここに掲載しておきます。




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