VBA技術解説
Excel2013におけるScreenUpdatingの問題点

ExcelマクロVBAの問題点と解決策、VBAの技術的解説
最終更新日:2015-01-23

Excel2013におけるScreenUpdatingの問題点

今現在、Excelの最新バージョンであるExcel2013ですが、
Application.ScreenUpdating
の動作が、それまでとは違ったものになっています。


Microsoftサポートにも掲載されています。
Excel 2013 で複数のブックを開き Appliction.ScreenUpdating プロパティ使用中にアクティブ ブックが切り替わるとウィンドウが点滅しデスクトップが見えることがある

つまりは、複数ブックを開いて、ウインドウが切り替わるときは、
Application.ScreenUpdating = False
を入れていても、画面がチラつくというものです。

対策としてまず考えられるのが、
DoEvents
を入れる事になりますし、上記でも対策として書かれています。
が、しかし、上手くいくときもあるようですが、ほとんどの場合はダメですね。
そもそも、
ThisWorkbook.Activate
とかで、ウインドウが正しく切り変わりません。
個別の対応方法はあったとしても、こうすれば良いというものが存在していないようです。
少なくとも、私のテストでは統一的な解決策は見つけられませんでした。

結論を言うと、諦めましょうということになります。

どうしても、チラつくのが嫌だということなら、
Application.WindowState = xlMinimized
で最小化してしまうとかの方が早いと思います。
もしくは、
New Excel.Application
で新規インスタンスを生成して、そこに別ブックを読み込むとかでしょうか。
しかし、余程の事情がない限り、あまり余計なことをしない方が良いでしょうね、
逆にドツボにはまる可能性もありますから。

できれば、Microsoftが変更してくれることを願いますが、
先のページの文章を見る限り、これは仕様なのでしようがないということらしいです。



同じテーマ「マクロVBA技術解説」の記事

入力規則のドロップダウンが消えてしまうマクロ(Shapes内のDrop Down)

シートのShapeを全削除すると、入力規則のリストのドロップダウンが消えてしまいます。入力規則のリストのドロップダウンの設定については、エクセル入門.入力規則.リスト こちらを参照して下さい。入力規則のリストのドロップダウンが消えてしまう具体的なマクロは、以下のようなVBAコードになります。
実行時にトラップ可能なエラー番号一覧
・マクロVBAでのエラーとは ・VBA実行時のエラー番号一覧 ・実行時にトラップ可能なエラー番号一覧の最後に
フォルダー・ファイル・ブック・シートの文字制限
・フォルダ・ファイル・ブックの文字制限 ・シートの文字制限
Excel2013におけるScreenUpdatingの問題点
Dir関数の制限について
・3桁拡張子の指定時の問題 ・256バイトを超えるパス名が扱えない ・UNICODEファイル名が扱えない ・特殊なネットワークドライブでエラー ・Dir関数の制限の最後に
よくあるVBA実行時エラーの解説と対応
・データ型のエラー ・計算時のエラー ・インデックスのエラー ・オブジェクトの設定エラー ・メソッド・プロパティのエラー ・引数のエラー ・実行時エラー関連記事
Application.Goto使用時の注意
Applicationのメソッドに、Gotoメソッドがあります、Application.Gotoメソッドは、指定ブックの、指定シートの、指定セル範囲を選択します、そのブック・シートがアクティブでなければアクティブにします。最初に、Application.Gotoの一般的な文法説明をします。
ScreenUpdating=False時にエラー停止後にシートが固まったら
マクロVBAでは、処理の高速化や画面チラつきを防ぐために、Application.ScreenUpdating=False これを入れていることが多いと思います。これが入っていると、マクロVBAがエラーで停止して、そこで「リセット」した場合に、Excelシートをクリック出来なくなったり、シートタブの切り替えができな…
標準スタイル違いの問題点:標準フォント複写、列幅をピクセルで合わせる
VBAでスタイルの標準フォントが違うブック間のコピー等の処理では、列幅や行高の違いが問題となる場合があります。列幅や行高は、標準スタイルの1文字分を基本としているためです。上の画像は、標準フォントが違うブックにおいて、同じ列幅20の時の、列幅の表示です。
VBAでエラー行位置(行番号)を取得できるErl関数
・Erl関数とは ・Erl関数の使用例 ・Erl関数の最後に


新着記事NEW ・・・新着記事一覧を見る

数字(1~50)を丸付き数字に変換するVBA|VBA技術解説(2022-11-15)
TEXTAFTER関数(テキストの指定文字列より後ろの部分を返す)|エクセル入門(2022-11-14)
TEXTBEFORE関数(テキストの指定文字列より前の部分を返す)|エクセル入門(2022-11-14)
TEXTSPLIT関数(列と行の区切り記号で文字列を分割)|エクセル入門(2022-11-12)
LAMBDA以降の新関数はVBAで使えるか|VBA技術解説(2022-11-11)
WRAPCOLS関数(1次元配列を指定数の列で折り返す)|エクセル入門(2022-11-08)
WRAPROWS関数(1次元配列を指定数の行で折り返す)|エクセル入門(2022-11-08)
EXPAND関数(配列を指定された行と列に拡張する)|エクセル入門(2022-11-07)
TAKE関数(配列の先頭/末尾から指定行/列数を取得)|エクセル入門(2022-11-06)
DROP関数(配列の先頭/末尾から指定行/列数を除外)|エクセル入門(2022-11-06)


アクセスランキング ・・・ ランキング一覧を見る

1.最終行の取得(End,Rows.Count)|VBA入門
2.RangeとCellsの使い方|VBA入門
3.変数宣言のDimとデータ型|VBA入門
4.繰り返し処理(For Next)|VBA入門
5.セルのコピー&値の貼り付け(PasteSpecial)|VBA入門
6.Excelショートカットキー一覧|Excelリファレンス
7.並べ替え(Sort)|VBA入門
8.エクセルVBAでのシート指定方法|VBA技術解説
9.マクロって何?VBAって何?|VBA入門
10.ExcelマクロVBAの基礎を学習する方法|エクセルの神髄




このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。


記述には細心の注意をしたつもりですが、
間違いやご指摘がありましたら、「お問い合わせ」からお知らせいただけると幸いです。
掲載のVBAコードは動作を保証するものではなく、あくまでVBA学習のサンプルとして掲載しています。
掲載のVBAコードは自己責任でご使用ください。万一データ破損等の損害が発生しても責任は負いません。



このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。
本文下部へ