ExcelマクロVBA技術解説 | フォルダー・ファイル(ブック)・シートの文字制限 | ExcelマクロVBAの問題点と解決策、エクセルVBAの技術的解説



最終更新日:2014-12-08

フォルダー・ファイル(ブック)・シートの文字制限

フォルダーの作成、ファイルの作成、ブックの作成、シートの作成、
この時に指定できない文字があります、使用可能な文字に制限があります、
シートの文字制限について間違った解説が結構見受けられます。

フォルダ・ファイル・ブックの文字制限

使用不可文字は以下になります。


\ 円記号
/ スラッシュ
: コロン
* アスタリスク
? 疑問符
" ダブルクォーテーション
< 不等号
> 不等号
| 縦棒

以上、半角では使用できません、全角文字は使用できます。

以下は、使用不可文字が含まれているかの判定Functionになります。

Function CheckName(ByVal strName As String) As Boolean
  Dim strWrong  As Variant
  Dim i As Integer
  strWrong = Array("\", "/", ":", "*", "<", ">", "|")
  For i = LBound(strWrong) To UBound(strWrong)
    If InStr(strName, strWrong(i)) > 0 Then
      CheckName = False
      Exit Function
    End If
  Next
  CheckName = True
End Function


使用不可文字が含まれていないか1文字ずつチェックしています。
使用方法としては、

Sub sample()
  Dim strName As String
  strName = "abcd<123.xls"
  If CheckName(strName) = False Then
    MsgBox "使用できない文字があります。"
  End If
End Sub


このように使います。
もちろん、フォルダ・ファイルの存在確認も必要です。
Dir関数でチェックすればよいでしょう。
具体的なサンプルとしては、第79回.ファイル操作T(Dir)こちらで詳しく解説しています。


シートの文字制限

使用不可文字は以下になります。

: コロン
\ 円記号
/ スラッシュ
? 疑問符
* アスタリスク
[ 左角かっこ
] 右角かっこ

以上、半角・全角、どちらも使用できません。
WEB上では、この全角の場合が考慮されていない場合が多く見受けられます。

Function CheckName(ByVal strName As String) As Boolean
  Dim strWrong  As Variant
  Dim i As Integer
  strWrong = Array(":", "\", "/", "?", "*", "[", "]")
  For i = LBound(strWrong) To UBound(strWrong)
    If InStr(strName, strWrong(i)) > 0 Then
      CheckName = False
      Exit Function
    End If
    If InStr(strName, StrConv(strWrong(i), vbWide)) > 0 Then
      CheckName = False
      Exit Function
    End If
  Next
  CheckName = True
End Function


使用不可文字が含まれていないか1文字ずつチェックしています。
使用方法としては、

Sub sample()
  Dim strName As String
  strName = "abcd12/3.xls"
  If CheckName(strName) = False Then
    MsgBox "使用できない文字があります。"
  End If
End Sub


このように使います。
もちろん、シートの存在確認も必要です。
シート名のチェックは結構面倒です。
大文字・小文字、全角・半角を区別せずにチェックする必要があります。

Function SheetExists(ByVal strName As String) As Boolean
  Dim sht As Object
  For Each sht In Sheets
    If StrConv(LCase(sht.Name), vbNarrow) = StrConv(LCase(strName), vbNarrow) Then
      SheetExists = False
      Exit Function
    End If
  Next
  SheetExists = True
End Function


使い方は、前記と同様になります。


指定できない文字のチェックや存在確認は以外と面倒なものです。
かといって、
実際に作って、On Errorでエラーを補足して対処したほうが早いという乱暴な意見もあるようです。
しかし一度、上記のFunctionを作ってしまえば、後は使いまわせますよね。
やはり、ちゃんと事前にチェックした方が良いと思います。




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