VBA技術解説
参照設定、CreateObject、オブジェクト式の一覧

ExcelマクロVBAの問題点と解決策、VBAの技術的解説
最終更新日:2020-04-19

参照設定、CreateObject、オブジェクト式の一覧


VBAでエクセル外のオブジェクトを使うときには、
事前バインディングと遅延バインディング(実行時バインディング)の2通りがあります、
この時それぞれ何を指定したらよいのか、指定する文字列が長いので結構探してしまうことが度々あります。


そこで、自身の覚え書きとしての意味も含めて、
参照設定、CreateObjectのclass、オブジェクト式
これらの対比表を一覧にまとめてみました。

可能な限り事前バインディングしたほうが良いのですが、
ネットで見つけたサンプルが、遅延バインディング(実行時バインディング)で書かれていて、
これを事前バインディングに変更しようとしたとき、
また、その逆の場合、
指定すべき文字列を探す時の手助けとしてまとめてみました。


バインディングの違いについては、以下を参照してください。
事前バインディングと遅延バインディング(実行時バインディング)
VBAでActiveXオブジェクトを操作する場合のVBA記述方法が2通りあります。オブジェクトがオブジェクト変数に代入されるとき、事前バインディングと遅延バインディング(実行時バインディング)の2通りです。バインディングとは バインディングはbindingで、縛るとか束ねると言う意味の英単語です。


エクセル外のオブジェクトを使う時のマクロVBAについて
以下では、Dictionaryを例にします。

事前バインディング
「ツール」→「参照設定」で、以下を参照設定
Microsoft Scripting Runtime

参照設定 CreateObject オブジェクト式

Dim myDic As Dictionary
Set myDic = New Dictionary

遅延バインディング(実行時バインディング)
Dim myDic As Object
Set myDic = CreateObject("Scripting.Dictionary")

上記の太字部分
参照設定AsNew、CreateObject
名称がそれぞれ違うため、コーディングの時に迷ってしまいます。
以下の表では、この3つの指定文字列を対比表にしています。



参照設定とclassとオブジェクト式の対比表

参照設定 : 「ツール」→「参照設定」でのライブラリ ファイル
class :CreateObject("XXXXX") での指定文字列
オブジェクト式 :As XXXXX、New XXXXX での指定文字列
参照設定 class(CreateObject) オブジェクト式(As,New)
Microsoft Access X.X Object Library Access.Application Access.Application
Microsoft Excel X.X Object Library Excel.Application Excel.Application
Microsoft Word X.X Object Library Word.Application Word.Application
Microsoft Word X.X Object Library Word.Document Word.Document
Microsoft PowerPoint X.X Object Library PowerPoint.Application PowerPoint.Application
Microsoft Outlook X.X Object Library Outlook.Application Outlook.Application
Microsoft CDO for Windows 2000 Library CDO.Message CDO.Message
Microsoft Internet Controls InternetExplorer.Application InternetExplorer
Microsoft HTML Object Library htmlfile HTMLDocument
Microsoft XML, v3.0 Microsoft.XMLDom DOMDocument
Microsoft XML, v6.0 MSXML2.XMLHTTP MSXML2.XMLHTTP60
Microsoft ActiveX Data Objects X.X Library ADODB.Connection ADODB.Connection
Microsoft ActiveX Data Objects X.X Library ADODB.Recordset ADODB.Recordset
Microsoft ActiveX Data Objects X.X Library ADODB.Stream ADODB.Stream
Microsoft DAO 3.6 Object Library DAO.DBEngine.120 DAO.DBEngine
Microsoft Scripting Runtime Scripting.Dictionary Dictionary
Microsoft Scripting Runtime Scripting.FileSystemObject FileSystemObject
Windows Script Host Object Model Wscript.Shell WshShell
Microsoft Shell Controls And Automation Shell.Application Shell32.Shell
Microsoft VBScript Regular Expressions X.X VBScript.RegExp RegExp
Microsoft WMI Scripting VX.X Library WbemScripting.SWbemLocator WbemScripting.SWbemLocator
Microsoft Forms 2.0 Object Library new:{1C3B4210-F441-11CE-B9EA-00AA006B1A69} MSForms.DataObject
Microsoft Forms 2.0 Object Library Forms.TextBox.1
Forms.CheckBox.1
Forms.ComboBox.1
Forms.Label.1
Forms.ListBox.1
, etc.
Forms.TextBox.1
Forms.CheckBox.1
Forms.ComboBox.1
Forms.Label.1
Forms.ListBox.1
, etc.


ここに掲載したものは、
私が今までに使ったことのあるものを基本としているので、多少の偏りがあるかもしれません。
一度くらい使っても忘れているものもあると思います。
今後、上記以外を使うことがあったり思い出した時点で随時追加していこうと思います。
以下のブログにより詳しい情報もあります。



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