数字(1~50)を丸付き数字に変換するVBA
数値には丸付き数字があります。
ただし1~50までしかありません。
㉑㉒㉓㉔㉕㉖㉗㉘㉙㉚㉛㉜㉝㉞㉟
㊱㊲㊳㊴㊵㊶㊷㊸㊹㊺㊻㊼㊽㊾㊿
㉑以降はUNICODEになり⑳までとは文字コードが全く別になり、さらに㊱からもコードが分かれています。
丸付き数字の文字コード
① | 9312 | ㉑ | 12881 | ㊱ | 12977 |
② | 9313 | ㉒ | 12882 | ㊲ | 12978 |
③ | 9314 | ㉓ | 12883 | ㊳ | 12979 |
④ | 9315 | ㉔ | 12884 | ㊴ | 12980 |
⑤ | 9316 | ㉕ | 12885 | ㊵ | 12981 |
⑥ | 9317 | ㉖ | 12886 | ㊶ | 12982 |
⑦ | 9318 | ㉗ | 12887 | ㊷ | 12983 |
⑧ | 9319 | ㉘ | 12888 | ㊸ | 12984 |
⑨ | 9320 | ㉙ | 12889 | ㊹ | 12985 |
⑩ | 9321 | ㉚ | 12890 | ㊺ | 12986 |
⑪ | 9322 | ㉛ | 12891 | ㊻ | 12987 |
⑫ | 9323 | ㉜ | 12892 | ㊼ | 12988 |
⑬ | 9324 | ㉝ | 12893 | ㊽ | 12989 |
⑭ | 9325 | ㉞ | 12894 | ㊾ | 12990 |
⑮ | 9326 | ㉟ | 12895 | ㊿ | 12991 |
⑯ | 9327 | ||||
⑰ | 9328 | ||||
⑱ | 9329 | ||||
⑲ | 9330 | ||||
⑳ | 9331 |
①~⑳ ・・・ 9111 + 数値 → 丸付き数字の文字コード
㉑~㉟ ・・・ 12860 + 数値 → 丸付き数字の文字コード
㊱~㊿ ・・・ 12941 + 数値 → 丸付き数字の文字コード
丸付き数字はこれら3つに分かれています。
この文字コードを使って1~50の数値を丸付き数字に変換するVBAと数式を以下で紹介します。
必要になる事はあまり無いと思いますが、何かの時に参考になればと思います。
丸付き数字に変換するVBAとシート数式

Function CircledNumber(ByRef num As Long) As String
CircledNumber = num
If num < 1 Or num > 50 Then Exit Function
Dim i As Long
Select Case num
Case Is <= 20: i = 9311
Case Is <= 35: i = 12860
Case Else: i = 12941
End Select
CircledNumber = ChrW(i + num)
End Function
=IF(OR(セル<1,セル>50),D1,
UNICHAR(セル+IFS(セル<=20,9311,セル<=35,12860,TRUE,12941)))
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