Google Apps Script入門 | 第6回.セルの値を使って計算する | Google Apps Script(GAS)の入門解説です



最終更新日:2016-10-28

第6回.セルの値を使って計算する

セルの値を取得し、計算に使い、別のセルに結果を入れる、

これを、Google Apps Scriptではどのように書くかを解説します。


セルに値を入れるには、
Rangeオブジェクトの、setValueメソッド
これを使いました。

セルの値を取得するには、
Rangeオブジェクトの、getValueメソッド
を使います。

以下の表で、
金額 = 単価 × 数量
を計算します。



今回は、2行目のD2セルの計算のみをやってみましょう。


完成スクリプト、その1

function mySample2() {
  var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet()
  sheet.getRange(2, 4).setValue(sheet.getRange(2, 2).getValue() * sheet.getRange(2, 3).getValue())
}


解説、その1

セルに値を入れるには、
var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet()
sheet.getRange(1, 1).setValue(値)
これで入れられることを前回までにやりました。

金額 = 単価 × 数量を計算するなら、
sheet.getRange(1, 1).setValue(B2セルの値 * C2セルの値)
これで良い事は分かると思います。

セルの値さえ取得できれば良いのです。
セルの値を取得するのは、
Rangeオブジェクトの、getValueメソッド
になります。
B2セルなら、
getRange(2, 2).getValue()

sheet.getRange(1, 1).setValue(値)
の値の部分に、
sheet.getRange(2, 2).getValue() * sheet.getRange(2, 3).getValue()
これを入れて完成です。


完成スクリプト、その2

function mySample3() {
  var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet()
  var tannka,suuryou
  tannka = sheet.getRange(2, 2).getValue()
  suuryou = sheet.getRange(2, 3).getValue()
  sheet.getRange(2, 4).setValue(tannka * suuryou) 
}


解説、その2

その1と同じ処理ですが、変数を使って計算しています。
sheet.getRange(2, 4).setValue(sheet.getRange(2, 2).getValue() * sheet.getRange(2, 3).getValue())
このスクリプト事態に問題はありませんが、
ぱっと見で、何をやっているのか分かりずらいスクリプトになっています。

tannka = sheet.getRange(2, 2).getValue()
suuryou = sheet.getRange(2, 3).getValue()
sheet.getRange(2, 4).setValue(tannka * suuryou)

これなら、誰が見ても、何をしているかは一目瞭然でしょう。
変数名はローマ字にしてみました。
 英語でも、日本語でも、わかり易いのが一番良いのです。


算術演算子(四則演算子)

説明は要らない気もしますが、一応記載はしておきます。
足し算:+
引き算:-
掛け算:*
割り算:/


セルの値の取得となすな、セルに値を入れる
これらは、スクリプト内で、最も多く記述されるメソッドになります。
しっかりとマスターしましょう。




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第10回.条件で処理を変える(条件分岐,if)
第11回.条件で処理を変える(条件分岐,switch)
第12回.表範囲をまとめて消去する
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