エクセル関数超技
関数で銀行型丸め(最近接偶数への丸め)を行う方法

Excel関数の解説、関数サンプルと高等テクニック
最終更新日:2014-05-10

関数で銀行型丸め(最近接偶数への丸め)を行う方法


エクセルの関数で、ROUNDは四捨五入です。


しかし、VBAでのRoundは、銀行型丸め(最近接偶数への丸め)で、Accessも銀行型丸めとなっています。


四捨五入では、どうしても大きくなる傾向があるようです。

そこで、関数で銀行型丸めをする場合についての説明です。

Excelサンプル画像


上記のように、四捨五入と、銀行型丸めでは、.5のときに違いが発生します。


銀行型丸めでは、.5の時は偶数に丸めます。

計算式です。

B2=ROUND(A1,0)
C2=IF(MOD(ABS(A2),1)=0.5,EVEN(ABS(A2)-0.5)/SIGN(A2),ROUND(A2,0))

MODは、剰余を返す関数。
EVENは、最も近い偶数に切り上げる関数。
ABSは、絶対値を返す関数。
SIGNは、数値の符号を返す関数。

上記では、整数で丸めています。

小数以下で丸める場合も多いと思いますので、その場合の数式を以下に示しておきます。

C2=IF(MOD(ABS(A2)*10^桁数,1)=0.5,EVEN(ABS(A2)*10^桁数-0.5)/10^桁数*SIGN(A2),ROUND(A2,桁数))

桁数は、小数第2に丸める場合は、「2」を指定します。




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