誕生日一覧から、指定誕生月の人を全員取り出す
配列数式を使って、誕生日が指定月の該当者全員を取り出します。
日付の中の、月だけの指定になると、お手上げです。
(出来ない事はありませんが、かなり面倒です。)
セルD2に、対象月を数値で指定します。
- セルD4を選択
- {=IF(ISERROR(SMALL(IF(MONTH($B$2:$B$11)=$D$2,ROW($A$1:$A$10)),ROW($A1))),"",INDEX($A$2:$A$11,SMALL(IF(MONTH($B$2:$B$11)=$D$2,ROW($A$1:$A$10)),ROW($A1))))}
{}を除いた部分を入力し、Ctrl+Shift+Enter。{}が付加され配列数式になります。 - D4の数式を5行目以降に、必要行数までコピーする。
以上で完成です。
行番号=SMALL(IF(MONTH($B$2:$B$11)=$D$2,ROW($A$1:$A$10)))
列番号は1列なので省略しています。
SMALL(範囲,順位)で、範囲のなかで指定の順位に小さい値を返します。
また、ROW(データ!$A1)は2行目なら1、3行目はA2になるので2となります。
つまり、B列の月が一致する中から、1番目、2番目と、順にデータを取得しています。
さらに、IF(MONTH($B$2:$B$11)=$D$2・・・の部分が配列を使用していますので、配列数式として入力します。
前半の、IF(ISERROR(SMALL(IF(MONTH($B$2:$B$11)=$D$2,ROW($A$1:$A$10)),ROW($A1))),"",・・・
は、該当件数以上の場合は、""にする為のIF文です。
COUNTIFにMONTHを組みこめなかったので、このようにしています。
ここで使用したエクセルのサンプルです。
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