第60回.エラー処理(On Error)
マクロVBAを実行していると、エラーメッセージが表示されマクロ実行が停止してしまう事があります。
マクロがエラー停止しては自動化の目的が達成されませんので、エラー停止しないようにしなければなりません。
また、エラーを回避する方法が存在しない場合もVBAにはありますので、エラーを上手く利用する事もVBAでは必須技術になります。
マクロVBAのエラー発生例
まあ、大抵は意味不明な日本語ですね(笑)
エラー発生したら、それに対応する為の処理をしたいとか、
そのような事が必要な場合もVBAでは結構あるものです。
エラー処理のステートメント
On Error Resume Next
On Error GoTo 0
On Error GoTo 行ラベル
行ラベルは、On Errorステートメントと同じプロシージャ内にある必要があります。
On Error Resume Next
※VBAリファレンスにはこのように記載されていますが、明確な理由ははっきりしません。
On Error GoTo 0
On Error GoTo 0 ステートメントを指定していない場合は、プロシージャの終了時に自動的に無効になります。
On Error の有効範囲
と
On Error Resume Next
これらは、このステートメント以降、
On Error GoTo 0が出てくるか、プロシージャが終了するまでが有効範囲となります。
エラー処理は難解な部分も多く、その挙動をしっかり理解しないとなかなか使いこなせないものです。
On Error GoTo 行ラベルとOn Error Resume Nextについては、
次回以降で詳細を説明していきます。
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