ExcelマクロVBA入門
第62回.「On Error Resume Next」とErrオブジェクト

Excelマクロの基礎と応用、エクセルVBAの入門・初級・初心者向け解説
最終更新日:2018-01-27

第62回.「On Error Resume Next」とErrオブジェクト


On Error Resume Next ステートメントは、


実行時エラーが発生してもプログラムを中断せず、エラーが発生したステートメントの次のステートメントから実行を継続します。


On Error Resume Next

エラーが発生しても、エラーが発生したステートメントの次のステートメントから実行を継続します。


このステートメント以降、On Error GoTo 0 が無い限り、

プロシージャーの終わりまで有効となります。

オブジェクトを操作する場合は、On Error GoTo ステートメントではなく、このステートメントを使ってください。


On Error Resume Next によって、エラーが発生しても、停止することなく次のステートメントへ進みます。

しかし、エラーが発生している訳ですから、

エラーに対する何らかの処理が必要になります。

そこで、エラー発生しているかを判定する必要が出てきます。

エラー発生の情報は、Errオブジェクトに入っています。



Errオブジェクト

Err オブジェクトは、実行時エラーに関する情報を保有しています。

Errオブジェクトのプロパティとメソッド

Err.Clear すべてのプロパティの設定値をクリア
Err.Description エラーに関する簡単な説明
Err.HelpContext ヘルプ ファイルのトピックに対応するコンテキスト番号
Err.HelpFile ヘルプ ファイルへの絶対バス
Err.LastDllError 最後にダイナミック リンク ライブラリ (DLL) を呼び出したときのエラー コード
Err.Number エラーを指定する数値。エラーではない場合は0
Err.Source エラーの発生元のオブジェクトまたはアプリケーションの名前



使用例

Dim i As Long
On Error Resume Next
i = "ABC"
If Err.Number <> 0 Then
  MsgBox Err.Description
  Err.Clear

End If


この場合、メッセージボックスには、

「型が一致しません」と表示されます。

Err.Clearでエラー情報をクリアしています。

クリアしないと、エラー情報はそのまま残っています。

次のエラーが発生したことを判断できるように、エラー処理の後でクリアするようにします。



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