第122回.Shell関数
Excelを自動操作するのがマクロVBAの主な使用目的ですが、
他のアプリケーションを起動したい場合も時に出てきます。
マクロ終了時に、メモ帳で実行結果を表示するといったようなことが、Shell関数で実現できます。
Shell関数の構文
実行が完了するとプログラムのタスク IDを示すバリアント型の値を返します。
プログラムの実行に問題が発生した場合は、0 を返します。
| pathname | 必ず指定します。 バリアント型 (内部処理形式 String の Variant) の値を指定します。 また、フォルダ、またはドライブを含めて指定できます。 実行するプログラム名と必要な引数名またはコマンド ラインのスイッチを指定します。 |
| windowstyle | 省略可能です。 実行するプログラムのウィンドウの形式に対応するバリアント型の値を指定します。 Macintoshでは、アプリケーションの実行中に、そのアプリケーションがフォーカスを取得できるかどうかを指定するだけです。 引数 windowstyle を省略すると、プログラムはフォーカスを持った状態で最小化され、実行を開始します。 |
windowstylに指定する定数

| 定数 | 内容 |
| vbHide | フォーカスを持ち、非表示にされるウィンドウ。 |
| vbNormalFocus | フォーカスを持ち、元のサイズと位置に復元されるウィンドウ |
| vbMinimizedFocus | フォーカスを持ち、最小化表示されるウィンドウ |
| vbMaximizedFocus | フォーカスを持ち、最大化表示されるウィンドウ |
| vbNormalNoFocus | 最後にウィンドウを閉じたときのサイズと位置に復元されるフォーカスを持たないウィンドウ。 現在アクティブなウィンドウは、アクティブのままです。 |
| vbMinimizedNoFocus | 最小化表示されるフォーカスを持たないウィンドウ。 現在アクティブなウィンドウは、アクティブのままです。 |
Shellで起動したプログラムの完了を待たずに、次のステートメントが実行されます。
Shell関数の使用例
Shell "notepad.exe " & ThisWorkbook.Path & "\使用例テキスト.txt",
vbNormalFocus
メモ帳のnotepad.exeは、システムフォルダにありパスが通っているので、ファイル名だけで起動が出来ます。
パスが通っていないexeの場合は、フルパスで指定します。
Shell "C:\Windows\System32\notepad.exe"
※メモ帳を、フルパス指定した場合のVBAサンプ.ルです。
起動したアプリの終了を待つ同期処理
起動したプログラムの完了を待つ同期処理を行う時には、APIを使用する必要があります。
外部プログラムの実行と処理待ち(APIを利用した同期処理)|Excel VBA
WshShellオブジェクトのRunメソッドを使う方法が良いでしょう。
以下でWScript.Shellを紹介していますので、参考にしてください。
VBAでファイルを規定のアプリで開く方法
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