VBA入門
第123回.APIについて(Win32API)

ExcelマクロVBAの基本と応用、エクセルVBAの初級・初心者向け解説
最終更新日:2020-08-28

第123回.APIについて(Win32API)


一般的にはAPIは、アプリケーションプログラミングインタフェースのことです、
ソフトウェアコンポーネントが互いにやりとりするのに使用するインタフェースの仕様です。


ここでは、Windows標準のWin32APIについて解説します。
APIを使用するには、
まず、Declareステートメントで宣言が必要となります。

Declare ステートメン

ダイナミック リンク ライブラリ (DLL) の外部プロシージャへの参照を宣言します。
モジュール レベルで使います。

構文 1
[ Public | Private ]Declare****Sub名前Lib"libname" [ Alias "aliasname"] [([ arglist ])]
構文 2
[ Public | Private ]Declare****関数名前Lib"libname" [ Alias "aliasname"] [([ arglist ])] [ **** 型]

構文を見ても、結局何をどうしたら良いのか分からないと思います。
APIごとに引数の指定が違いますし、つまりは引数の指定方法が知りたいはずです。
使いたいAPIのサンプルを書籍やネットで探して、基本的にはそのまま使えば良いでしょう。

Excel 64Bit版の場合
PtrSafe キーワードが必要になります。
ネット等のサンプルは、ほとんどが32Bit版ですので、適宜PtrSafeキーワードを追加します。
また、
アドレス参照(ポインターおよびハンドルを格納する場合) の引数は、
32Bit版では、Long型ですが、
64Bit版では、LongPtr型 または Longlong型になります。

LongPtr型について
32 ビット環境と64 ビット環境で それぞれ以下に変換されます。
32ビットシステムでは、符号付き32ビット (4 バイト) の数値
64ビットシステムでは、符号付き64ビット (8 バイト) の数値
Longlong型について
Longlongは、64ビットでのみ有効な宣言型で、64ビット (8 バイト) の符号付き数値になります。
APIの中には、LongPtr型ではなくLonglong型を指定しなければならないものもあるようです。

Excel2010以降では、32BitでもPtrSafe キーワードを入れることができます。
つまり、2010以降でしか使わないのであれば、
PtrSafe キーワードは必ず入れておけば良いことになります。
条件付きコンパイル(32ビット64ビットの互換性)
条件付きコンパイルは、VBAの特定のコードブロックを選択してコンパイルします、VBAの他の部分は無視されます、条件付きコンパイルステートメントは、実行時ではなくコンパイル時に実行されます。条件に基づいてコンパイルするコードのブロックを指定するには #If...Then...#Elseディレクティブを使用します。

APIの使用例

Declare Sub Sleep Lib "kernel32" (ByVal dwMilliseconds As Long)
'64bit版のExcelの場合は、以下のようにPtrSafeを付けて下さい。
'Declare PtrSafe Sub Sleep Lib "kernel32" (ByVal dwMilliseconds As Long)

Sub untilReady(objIE As Object)
  Dim starttime As Date
  starttime = Now()
  Do While objIE.Busy = True Or objIE.ReadyState <> READYSTATE_COMPLETE
    Sleep 100
    DoEvents
    If Now() > DateAdd("S", 10, starttime) Then
      Exit Do
    End If
  Loop
End Sub

Sleepはプログラムを任意の時間だけ待機させることができ ます。
Declare Sub Sleep Lib "kernel32" (ByVal dwMilliseconds As Long)
これで定義し、
Sleep 100
これで、100ミリ秒待機させています。

いろいろなAPIについて

マイクロソフトのmsdnで、
よく使われる一部の Windows API をリストし、日本語ドキュメントと英語ドキュメントへのリンクを案内しています。
Windows API リスト
良く使うと書かれていても、膨大な数になっています。
この中から目的の機能を持ったAPIを探すというのは厳しいとは思いますが、いつか役に立つこともあるかと思い掲載しておきます。

以下は、サイト内でAPI使用しているページです。

ConnectToConnectionPoint

イベントプロシージャーの共通化(Enter,Exit)|ユーザーフォーム入門
ユーザーフォームのVBAでは、同じイベントプロシージャーを何個も作成することが多々あります。テキストボックスを複数個配置して同じイベント処理を実装する時、全く同じイベントプロシージャーをコピペで何個も作るといったことが必要になります。その解決方法として前回、第23回.イベントプロシージャーの共通化 WithEventを使った方法を紹介しましたが、

GdiplusStartup,GdiplusShutdown,
GdipLoadImageFromFile,GdipGetImageDimension

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SetTimer,KillTimer

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OpenClipboard,EmptyClipboard,CloseClipboard,IsClipboardFormatAvailable,
GetClipboardData,SetClipboardData,GlobalAlloc,GlobalLock,GlobalUnlock,GlobalSize,lstrcpy

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タイトルはいささかとっぴな感じですが、目的はクリップボードのデータ取得とクリップボードへデータを送る方法と、そもそもクリップボードの中に、セル範囲(つまり2次元)のデータがどのように入っているかを確認してみようという事です。そして、それが解ればクリップボードに2次元配列としてデータを用意してシートに貼り付けられるだろうという事です。

RtlMoveMemory

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GetSystemMetrics

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GetDesktopWindow,GetDC,GetDeviceCaps,ReleaseDC

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keybd_event

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Sleep,Beep

Beep音で音楽(Beep,Sleep)|VBAサンプル集
時々検索されるので、Beep音で音楽を演奏してみましょう。プログラムはほぼAPIをCALLするだけです。まずは、シートです。こんな感じです。ドレミの周波数は結構適当なので、詳しい方は自分で調整して下さい。

GetInputState

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URLDownloadToFile

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SHCreateDirectoryEx,MakeSureDirectoryPathExists

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mciGetErrorString,mciGetErrorString

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