ExcelマクロVBA入門
第123回.APIについて(Win32API)

Excelマクロの基礎と応用、エクセルVBAの入門・初級・初心者向け解説
最終更新日:2018-10-19

第123回.APIについて(Win32API)


一般的にはAPIは、アプリケーションプログラミングインタフェースのことです、


ソフトウェアコンポーネントが互いにやりとりするのに使用するインタフェースの仕様です。

ここでは、Windows標準のWin32APIについて解説します。


APIを使用するには、
まず、Declareステートメントで宣言が必要です。


Declare ステートメント
ダイナミック リンク ライブラリ (DLL) の外部プロシージャへの参照を宣言します。

モジュール レベルで使います。

決められた構文はありますが、
APIごとに引数の指定が違うため、
使いたいAPIのサンプルを探して、そのままコピペして使うようにして下さい。

Excel 64Bit版の場合

PtrSafe キーワードが必要になります。

ネット等のサンプルは、ほとんどが32Bit版ですので、適宜PtrSafeキーワードを追加します。

また、

アドレス参照(ポインターおよびハンドルを格納する場合) の引数は、
32Bit版では、Long型ですが、
64Bit版では、LongPtr型 または Longlong型になります。

Excel2010以降では、32BitでもPtrSafe キーワードを入れることができます。
つまり、2010以降でしか使わないのであれば、
PtrSafe キーワードは必ず入れておけば良いことになります。


使用例.

Declare Sub Sleep Lib "kernel32" (ByVal dwMilliseconds As Long)
'64bit版のExcelの場合は、以下のようにPtrSafeを付けて下さい。
'Declare PtrSafe Sub Sleep Lib "kernel32" (ByVal dwMilliseconds As Long)

Sub untilReady(objIE As Object)
  Dim starttime As Date
  starttime = Now()
  Do While objIE.Busy = True Or objIE.ReadyState <> READYSTATE_COMPLETE
    Sleep 100
    DoEvents
    If Now() > DateAdd("S", 10, starttime) Then
      Exit Do
    End If
  Loop
End Sub

Sleepはプログラムを任意の時間だけ待機させることができ ます。

Declare Sub Sleep Lib "kernel32" (ByVal dwMilliseconds As Long)

これで定義し、

Sleep 100

これで、100ミリ秒待機させています。



以下のサンプルでは、keybd_eventを使用しています。

全シートの画面キャプチャを取得する(keybd_event)
資料等の作成で、画面キャプチャすることがあると思います。そこで、全シートの画面キャプチャを、新規シートに全て取得するプログラムです。ExcelマクロVBAの実用サンプル、エクセルVBA集と解説


マイクロソフトのmsdnで、
よく使われる一部の Windows API をリストし、日本語ドキュメントと英語ドキュメントへのリンクを案内しています。
Windows API リスト
良く使うと書かれていても、膨大な数になっています。
この中から目的の機能を持ったAPIを探すというのは厳しいとは思いますが、いつか役に立つこともあるかと思い掲載しておきます。




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