ExcelマクロVBA入門
第128回.マクロをショートカットで起動(OnKeyメソッド)

ExcelマクロVBAの基本と応用、エクセルVBAの初級・初心者向け解説
最終更新日:2019-07-24

第128回.マクロをショートカットで起動(OnKeyメソッド)


マクロVBAをショートカットで起動したい時には、Application.OnKeyメソッドを使います、


通常マクロはボタンや図形に登録して起動しますが、これらをクリックするにはマウス操作が必要です。
Application.OnKeyメソッドを使う事でショートカットで起動できるようになります。

頻繁に使う機能をキーボード操作で起動できることの利点は大いにあります。

OnKeyメソッド

特定のキー、またはキーの組み合わせを押したときに、指定されたプロシージャを実行します。

Application.OnKey(Key, Procedure)



Key 必須 押すキーを示す文字列を指定します。
Procedure オプション 実行するプロシージャ名の文字列を指定します。
空の文字列 (") を指定すると、引数 Key で指定したキーを押しても何も起こりません。
つまり、Excel の通常のキーストロークを無効にできます。
この引数を省略すると、指定したキーストロークは Excel の通常のキーストロークの結果に戻ります。

Key には、単独のキーを Alt キー、Ctrl キー、Shift キーのいずれか、または複数と組み合わせて指定します。
Enter キーや Tab キーのように、画面に表示されないキーを指定するときは、以下のコードを使います。

キー コード
BackSpace {BACKSPACE} または {BS}
Break {BREAK}
CapsLock {CAPSLOCK}
Clear {CLEAR}
Delete または Del {DELETE} または {DEL}
{DOWN}
End {END}
Enter (テンキー) {ENTER}
Enter ~ (ティルダ)
Esc {ESCAPE} または {ESC}
Help {HELP}
Home {HOME}
Ins {INSERT}
{LEFT}
NumLock {NUMLOCK}
PageDown {PGDN}
PageUp {PGUP}
Return {RETURN}
{RIGHT}
ScrollLock {SCROLLLOCK}
Tab {TAB}
{UP}
F1 ~ F15 {F1} ~ {F15}

任意のキーを Alt キー、Ctrl キー、Shift キーのいずれか 1 つまたは複数と組み合わせて指定できます。
他のキーと組み合わせるときは、以下のコードを使用します。



キー コード
Shift + (正符号)
Ctrl ^ (カレット)
Alt % (パーセント記号)

特殊文字 (+、^、% など) に登録するときは、文字を中かっこ ({ }) で囲みます。

OnKeyメソッドの使用例

以下での表記は、
キー + キー
のように、キーの間に+を記述しています。

Ctrl + +に登録
Application.OnKey "^{+}", "プロシージャー名"

Shift + Ctrl + に登録
Application.OnKey "+^{RIGHT}", "プロシージャー名"

Shift + Ctrl + を通常の機能に戻す。
Application.OnKey "+^{RIGHT}"

Shift + Ctrl + を無効にします。
Application.OnKey "+^{RIGHT}", ""

ShiftCtrlの指定順序は問いません。
"+^{RIGHT}"

"^+{RIGHT}"
これらは、どちらで指定しても同じになります。
もちろん、ショートカットを使う時のキー押下順序も問いません。



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