VBAサンプル集
ユーザー定義関数でフリガナを取得する(GetPhonetic)

ExcelマクロVBAの実用サンプル、エクセルVBA集と解説
最終更新日:2013-05-14

ユーザー定義関数でフリガナを取得する(GetPhonetic)



ワークシート関数の、「PHONETIC」では、


他のソフト等からコピペした漢字は取得できません。

そこで、VBAでユーザー定義関数を作成し、読みを取得できるようにします。

Excel VBA 解説


A列はメモ帳よりコピペしました。


B列に、ユーザー定義関数を指定して、振り仮名を取得しています。

C列は、B列の数式の内容です。

以下が、ユーザー定義関数になります。


Function GetPhonetic(セル As Range, _
            Optional ByVal 変換 As Integer = 8, _
            Optional ByVal 全て As Boolean = False)
  Dim strPhonetic As String
  GetPhonetic = StrConv(Application.GetPhonetic(セル), 変換)
  strPhonetic = GetPhonetic
  If 全て = True Then
    Do Until strPhonetic = ""
      strPhonetic = StrConv(Application.GetPhonetic(), 変換)
      If strPhonetic <> "" Then
        GetPhonetic = GetPhonetic & " ; " & strPhonetic
      End If
    Loop
  End If
End Function


標準モジュールに作成して下さい。


説明

Application.GetPhonetic(文字列)
これで文字列に対する、読み仮名を取得します。

Application.GetPhonetic()
のように、文字列を省略すると、次の読み候補が取得されます。
読み候補がなくなると、""が返されます。

StrConv(文字列, 変換方法)
文字列を変換方法で変換します。
変換方法には以下が指定可能です。

1(vbUpperCase):大文字に変換
2(vbLowerCase):小文字に変換
3(vbProperCase):各単語の先頭の文字を大文字に変換します。
4(vbWide):半角文字を全角文字に変換
8(vbNarrow):全角文字を半角文字に変換
16(vbKatakana):ひらがなをカタカナに変換
32(vbHiragana):カタカナをひらがなに変換
64(vbUnicode):Unicodeに変換
128(vbFromUnicode):Unicodeからシステムの既定のコードページに変換

ここでは、普通に考えて、8,16,32、くらいになるでしょう。

Optional ByVal
省略可能な引数になります。
省略した場合は、=の後の値を使用します。

第3引数に、Trueを指定した場合は、全ての読みを、" ; "で結合して表示しています。

全角カナで、読み候補も先頭のみなら

Function GetPhonetic(セル As Range)
  GetPhonetic = Application.GetPhonetic(セル)
End Function


このだけでOKです。


少しVBAが解る方は、

Do~Loop等で処理し、値のみをセルに入れた方が、使い勝手は良いと思います。

例えば以下のように。



Sub SetPhonetic()
  Dim i As Integer
  i = 1 '開始行
  Do Until Cells(i, 1) = "" '空白行になるまで
    Cells(i, 2) = Application.GetPhonetic(Cells(i, 1))
    i = i + 1
  Loop
End Sub


いかがでしょうか。


当然のことながら、漢字の正しい読みなど、PCに解ろうはずもありません。

しかし、現在のPCは結構賢いです(笑)

そこそこ、正しく変換してくれます。

しかし、最後は、人間が目で確認することは、絶対に必要です。

ネットからコピーしたデータや、他ソフトで作成したデータ等から、

読みを取得したい場合等に利用すると、結構手間が省けます。




同じテーマ「マクロVBAサンプル集」の記事

ユーザー定義関数でフリガナを取得する(GetPhonetic)
ユーザー定義関数でハイパーリンクのURLを取得(Hyperlink)
カラーのコード取得(256RGB⇔16進変換)
時刻になったら音を鳴らして知らせる(OnTime)
指定文字、指定数式でジャンプ機能(Union)
「値の貼り付け」をショートカットに登録(OnKey)
「セルの結合」をショートカットに登録(OnKey)
半角カナのみ全角カナに変換する
計算式の元となる数値定数を消去する(Precedents)
Beep音で音楽(Beep,Sleep)
日付の検索(配列の使用)


新着記事NEW ・・・新着記事一覧を見る

多階層フォルダ(ディレクトリ)の作成|VBAサンプル集(7月31日)
VBAのインデントについて|VBA技術解説(7月16日)
「VBA Match関数の限界」についての誤解|エクセル雑感(7月15日)
省略可能なVariant引数の参照不可をラップ関数で利用|VBA技術解説(7月12日)
100桁の正の整数値の足し算|エクセル雑感(7月9日)
LSetとユーザー定義型のコピー(100桁の足し算)|VBA技術解説(7月9日)
Variant仮引数のByRefとByValの挙動違い|エクセル雑感(7月5日)
Variant仮引数にRange.Valueを配列で渡す方法|エクセル雑感(7月5日)
Variantの数値型と文字列型の比較|エクセル雑感(7月1日)
VBAのVariant型について|VBA技術解説(6月30日)


アクセスランキング ・・・ ランキング一覧を見る

1.最終行の取得(End,Rows.Count)|VBA入門
2.RangeとCellsの使い方|VBA入門
3.変数宣言のDimとデータ型|VBA入門
4.マクロって何?VBAって何?|VBA入門
5.セルのコピー&値の貼り付け(PasteSpecial)|VBA入門
6.繰り返し処理(For Next)|VBA入門
7.Range以外の指定方法(Cells,Rows,Columns)|VBA入門
8.セルに文字を入れるとは(Range,Value)|VBA入門
9.とにかく書いてみよう(Sub,End Sub)|VBA入門
10.マクロはどこに書くの(VBEの起動)|VBA入門




このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。


記述には細心の注意をしたつもりですが、
間違いやご指摘がありましたら、「お問い合わせ」からお知らせいただけると幸いです。
掲載のVBAコードは動作を保証するものではなく、あくまでVBA学習のサンプルとして掲載しています。
掲載のVBAコードは自己責任でご使用ください。万一データ破損等の損害が発生しても責任は負いません。



このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。
本文下部へ