ユーザー定義関数の作り方
マクロVBAを作成して、ボタンで一括処理・・・それほどではないが、関数だけではちょっと大変、
作り方は簡単です。
簡単な例でユーザー定義関数を作ってみましょう
Function UserFunc(a As Variant, b As Variant) As Variant
UserFunc = a + b
End Function
上記は、引数を足し算して返すユーザー定義関数です。
・・・
Function
日本語もOK。
ただし、エクセルの組み込み関数と同じ名前はダメですよ。
最初はとりあえず、Variantで良いです。
必要な個数だけ定義します。
型指定は内容に応じてと言う事になりますが、ほとんどの場合はセル参照になると思いますので、
型は省略(Variant)してください。
関数の名前に値を入れる事で、この関数の戻り値となります。
もちろん、全てのVBAのコードが使用可能です。
この関数の使い方
セルに、
また、関数の挿入(Shift + F3)では、
そして、当然、数式パレット(引数入力用のダイアログ画面)も表示されます。
このユーザー定義関数を作ると、ずっとすっきりしたエクセルになります。
まだ、使ったことのない人は、ぜひ一度お試しください。
ユーザー定義関数の実践使用例
ユーザー定義関数でハイパーリンクのURLを取得(Hyperlink)
スピルに対応したXSPLITユーザー定義関数(文字区切り)
スピルと新関数の練習(XLOOKUP関数、LET関数、VBAまで)
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