セルの値について(Value,Value2,Text)
マクロVBAにおいて、セルの値を操作する事は基本の基本ですが、意外に理解できていない場合が多いようです。
指定されたセル範囲の値を表すバリアント型 (Variant) の値を設定します。
値の取得および設定が可能です。
セルの値を設定します。値の取得および設定が可能です。
バリアント型 (Variant) の値を使用します。
指定されたオブジェクトに対し、文字列を設定します。
値の取得のみ可能です。
文字列型 (String) の値を使用します。
Value2 プロパティでは、通貨型 (Currency) および日付型 (Date) のデータ型を使用しない点のみが、Value プロパティと異なります。
倍精度浮動小数点型 (Double) を使用することにより、これらの 2 種類のデータ型の値を浮動小数点数として返すことができます。
「2013/6/20」を入れ、表示形式を「yyyy"年"mm"月"dd"日"」とした場合、
Value : 2013/06/20 ・・・ 日付型
Value2 : 41445 ・・・ 倍精度浮動小数点型
Text : 2013年06月20日 ・・・ 文字列型
Value、Value2、Textのいずれが使用されるかが不明な事が多い事です。
検索値が、文字列として「'41445」、「'6月20日」、「2013/6/20」のいずれでも対象となります。
従って、Value、Value2、Textのいずれでも良いと言う事になります。
検索値が、数値型として「41445」でなければ検索されません。
従って、Value2でなければなりませんので、通常はこれを省略して使います。
日付のオートフィルタ(AutoFilter)
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