第7回.マクロを実行するには(F5)
それでは前回作ったマクロ、「練習1」を実行してみましょう。
✅ワークシートの開発タブで実行
✅ボタンや図形に登録して実行
とても便利ですが、この方法については学習が進んだ後に説明します。
VBEの画面で実行
VBEの画面で、
このマクロVBAコードの、
SubからEnd Subの間のどこかに入力カーソル(縦棒の点滅カーソル)がある状態で、
Sub 練習1()
Range("A1") = "おはよう!"
End
Sub
このマクロVBAコードの、
SubからEnd Subの間のどこかに入力カーソル(縦棒の点滅カーソル)がある状態で、
ワークシートの開発タブで実行
ワークシートの開発タブから実行してみましょう。
VBE(Visual Basic Editor)の画面を閉じて、ワークシートを表示して下さい。
そこで、
「開発」タブ→「マクロ」 ・・・ ショートカットはAlt+F8
そこで、
すると、
このような画面が表示されます。
「練習1」が選択されている状態(青の反転)で、
右側の「実行」ボタンをクリックして下さい。
右側の「実行」ボタンをクリックして下さい。
ボタンや図形に登録して実行
シートにボタンや図形を追加して、そのボタンや図形にマクロを登録します。
シートにボタンを挿入
「開発」タブ→「挿入」→ボタン(フォームコントロール)
シートに図形を挿入する
「挿入」タブ→「図形」→好みの図形を選択
ボタンや図形にマクロを登録
ボタンや図形を右クリック→マクロの登録
「マクロの登録」ダイアログからマクロを選択し「OK」
マクロが登録されたボタンの上にマウスカーソルを乗せると、手のマウスカーソルになります。
マクロを実行すると
「VBEの画面で実行」
「ワークシートで実行」
どちらの実行方法でも、正しく実行されていれば、
ワークシートの「A1」のセルに、「おはよう!」と表示されます。
「ワークシートで実行」
どちらの実行方法でも、正しく実行されていれば、
マクロを作ったら、必ずテスト実行して、正しく動作しているかを確認します。
今回は、1つのセルだけなので見れば直ぐに分かりますが、
今後多くのセルを扱うようになると、マクロが正しく動作しているかの確認は極めて重要になってきます。
間違った結果のマクロでは役に立たないどころか害悪にしかなりません。
テスト実行で結果が正しく動作しているかを確認することは、VBA開発においてとても重要なことです。
今後多くのセルを扱うようになると、マクロが正しく動作しているかの確認は極めて重要になってきます。
間違った結果のマクロでは役に立たないどころか害悪にしかなりません。
テスト実行で結果が正しく動作しているかを確認することは、VBA開発においてとても重要なことです。
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