VBA入門
第8回.セルに文字を入れるとは(Range,Value)

ExcelマクロVBAの基本と応用、エクセルVBAの初級・初心者向け解説
最終更新日:2019-06-29

第8回.セルに文字を入れるとは(Range,Value)


前回実行したマクロを、もう少し詳しく見てみましょう。


どうして、これでセルに値がはいるのか、
どうやってVBAを読んだらよいのか、

少しだけ詳しく解説します。

Sub 練習1()
  Range("A1") = "おはよう!"
End Sub


とにかくこれで、A1セルに、「おはよう!」と入る事がわかりました。
セルに文字を入れる場合は、
Range("セルの番地") = "入れる文字"
セル番地は、列記号+行番号です、A列1行目のセルなのでA1になります。


この「=」が少し理解しづらいかもしれませんが、
この場合の「=」は、「←」とでも考えて下さい。
「=」の右側指定した文字・数値を左側に入れると言う事です。
シートの関数と同じで、文字は"ダブルクォーテーションで囲みます。


とにかくこれで、セルに文字を入れられる訳です。
Range("B2") = "こんにちは"
なら、B2セルに、「こんにちは」と入ります。
「入ります」と書きましたが、セルにその文字が表示されると言う事です。

セルは、色々な側面を持っています。
表示する文字、文字の大きさ、文字の色、背景色、罫線等々
セルの何を、どのようにしたいのか・・・
ここでは、セルの値として文字を入れています。

値は、Valueであり、本来は、

Range("セル番地").Value = "文字"
 ↑           ↑     ↑
セル        の 値  文字を入れる。

このように書きます。
ただし、.Valueは書かなくても良いので.Valueは省略しても構いません。

Rangeオブジェクト.Valueの省略について
エクセルVBAを教えていて、これほど多く聞かれる質問はないでしょう、RangeやCellsの.Valueは省略したほうが良いか、書いた方が良いか、当然、省略出来ない場合もあれば、オブジェクトとして扱うために.Valueは書けない場合もあります。ですので、結論から言えば、書きたければ書けば良いし、書きたくなければ書かなくて良い。


値以外を扱う場合、例えば、文字の大きさを指定する時は、


Range("セルの番地").Font.Size = 11
このように、セル以降にいろいろと指定が必要です。
(これについては、今後徐々に説明します。)

ここでの、セルオブジェクトと言います。
そして、Valueプロパティと言います。

つまり、

オブジェクト   のプロパティを入れる。
 ↓           ↓     ↓
Range("セル番地").Value = "文字"
 ↑           ↑     ↑
セル       の  値  文字を入れる。

RangeオブジェクトのValueプロパティに文字を入れています。

オブジェクト.プロパティ = 値
このように、オブジェクトの次に「.」を挟んで、プロパティを指定します。
そして、「=」で、値を入れます。

このオブジェクトと呼ばれるものは、他にもたくさんあります。
ワークシートもブックもオブジェクトです。
そして、セルはRangeオブジェクトと呼びます。
Rangeオブジェクトには、沢山のプロパティがあります。

オブジェクトは対象物、プロパティはその属性になります

今、私が飲んでいる缶ビールをオブジェクトとすると(笑)
入っているビールの量がValueです。
中のビールだって、ドライにラガーといろいろ種類があります。
缶の表面にはいろいろと印刷されています。
これらが、プロパティです。

セルに文字を表示すると言う事は、
セル(Rangeオブジェクト)のValue(プロパティ)に、文字を入れると言う事なのです。
結果として、指定したセルに文字が入る事になります。

オブジェクト、プロパティと言った用語は、直ぐには理解しがたいと思いますが、
まずは、そのような言い方をするのだとだけ覚えて下さい。
これらについての詳細な解説は、今後、徐々にしていきます。



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