ExcelマクロVBA入門
第10回.Range以外の指定方法(Cells,Rows,Columns)

Excelマクロの基礎と応用、エクセルVBAの入門・初級・初心者向け解説
最終更新日:2019-07-05

第10回.Range以外の指定方法(Cells,Rows,Columns)


Rangeの指定で、あらゆるセルおよびセル範囲は指定できるのですが、
マクロで使う場合は、ちょっと使いづらい場合があります。


"A1"や"B5"と言うような文字で指定するのでは何かと不便です、
もっと、プログラムっぽい(笑)指定方法があります。

それには、
Cells、Rows、Columns
これらを使います。

Cells(行番号, 列番号)

一つのセル、単一セルの指定になります。

Cells(行番号, 列番号)
行番号は、縦方向の行位置で、1行目は1、10行目は10です。
列番号は、横方向の列位置で、A列は1、J列は10です。


列番号については、"A"や"J"といった列記号での指定も可能です。
具体的には、
Cells(1, 1) または Cells(1, "A")
これは、A1セルになります。
Cells(5, 3) または Cells(5, "C")
これは、C5セルになります。

Range("C5")と比べると、行列の指定順序が逆になっているので、
最初は勘違いをしてしまう場合もでるかもしれませんが、ここは慣れることが必要です。
Cellsでは、行番号が先に来ます。

Cellsでは複数セル(セル範囲)は指定できません。

Rows(行番号)

行全体を指定する場合です。

Rows(行番号)
行番号は、縦方向の行位置で、1行目は1、10行目は10です。

Rows(5)
これで、5行目の行全体になります。
"(ダブルクォーテーション)を使わずに数値をそのまま書きます。


Rows("1:5")
と指定すれば、1~5行の5行分全体の範囲になります。
"(ダブルクォーテーション)で囲みます。

1行だけの場合は、数値をそのまま書く。
複数行の場合は、:(コロン)で区切り"(ダブルクォーテーション)で囲みます。

Columns(列番号)

列全体を指定する場合です。

Columns(列番号)
列番号は、横方向の列位置で、A列は1、J列は10です。

Columns(3)
これで、3列目、つまりC列の全体になります。
"(ダブルクォーテーション)を使わずに数値をそのまま書きます。

Cellsと同様に、
Columns("C")
このように、列記号でも指定できます。

複数列範囲の場合は、
Columns("A:C")
これで、A列~C列の3列の指定になります。

1列だけの場合は、数値をそのまま書くか、列記号を"(ダブルクォーテーション)で囲んで指定します。
複数列の場合は、:(コロン)で区切り"(ダブルクォーテーション)で囲みます。

RangeとCellsの関連記事

RangeとCellsの使い方
VBAではセルを指定する方法としてRangeとCellsがありますRangeもCellsもどちらもRangeオブジェクトでセルを指定するものです。どちらを使ったらよいのでしょうかどう使い分けたらよいのでしょうか実際のVBA記述ではRangeとCellsを使い分ける必要がありますRangeとCellsの使い方について解説をします。
RangeとCellsの深遠
RangeとCells特集にします。今さら…と、あなどるなかれ、結構奥が深いのです。すでに説明した内容もありますが、知っておいた方が良い事、知らなくても困らない事(笑) これらを、まとめてみました。まずは基本 A1セルに"エクセル"と入れる場合。
だまされるな!RangeとCellsの使い分け!
ネットを見ているとRange(_A__i) と言う記述を良く見かけます。初心者の方がマクロの自動記録を見て記録されたマクロを自分で工夫して行数を変数にしたというのなら素晴らしい事です。しかしマクロについてかなり手慣れた人や時にはExcelマクロの指導的立場にいる人が
Rangeの使い方:最終行まで選択を例に
Rangeの使い方・書き方についてデータ最終行まで選択する場合を例に説明しますRangeの書き方なのでRangeオブジェクトではなくRangeプロパティの解説という事になります。最近続けざまに以下のようなコードを見かけました。Range(_A2_,Range(_A2_).End(xlDown)).Select Range(_A2_,



同じテーマ「マクロVBA入門」の記事

第7回.マクロを実行するには(F5)
第8回.セルに文字を入れるとは(Range,Value)
第9回.Rangeでのセルの指定方法
第10回.Range以外の指定方法(Cells,Rows,Columns)
第11回.RangeとCellsの使い方
第12回.変数とデータ型(Dim)
第13回.定数と型宣言文字(Const)
第14回.文字の結合(&アンパサンド)と継続行(_アンダーバー)
第15回.四則演算と注釈(コメント)
第16回.繰り返し処理(For Next)
第17回.繰り返し処理(Do Loop)


新着記事NEW ・・・新着記事一覧を見る

Byte配列と文字コード関数について|VBA技術解説(8月20日)
PowerQueryの強力な機能をVBAから利用する方法|VBA技術解説(8月4日)
練習問題31(セル結合を解除して値を埋める)|VBA練習問題(7月30日)
練習問題30(マトリックス→リスト形式)|VBA練習問題(7月25日)
Applicationを省略できるApplicationのメソッド・プロパティ一覧|VBA技術解説(7月22日)
コレクション(Collection)の並べ替え(Sort)に対応するクラス|VBA技術解説(7月20日)
CSVの読み込み方法(ジャグ配列)|VBAサンプル集(7月15日)
その他のExcel機能(グループ化、重複の削除、オートフィル等)|VBA入門(7月14日)
オートフィルタ退避回復クラスを複数シート対応させるVBAクラス|VBA技術解説(7月6日)
オートフィルタを退避回復するVBAクラス|VBA技術解説(7月6日)


アクセスランキング ・・・ ランキング一覧を見る

1.最終行の取得(End,Rows.Count)|VBA入門
2.セルのコピー&値の貼り付け(PasteSpecial)|VBA入門
3.RangeとCellsの使い方|ExcelマクロVBA入門
4.Range以外の指定方法(Cells,Rows,Columns)|VBA入門
5.変数とデータ型(Dim)|ExcelマクロVBA入門
6.繰り返し処理(For Next)|ExcelマクロVBA入門
7.マクロって何?VBAって何?|ExcelマクロVBA入門
8.セルに文字を入れるとは(Range,Value)|VBA入門
9.ひらがな⇔カタカナの変換|エクセル基本操作
10.空白セルを正しく判定する方法(IsEmpty,IsError,HasFormula)|VBA技術解説



  • >
  • >
  • >
  • Range以外の指定方法(Cells,Rows,Columns)

  • このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。


    記述には細心の注意をしたつもりですが、
    間違いやご指摘がありましたら、「お問い合わせ」からお知らせいただけると幸いです。
    なお、掲載のVBAコードは自己責任で使ってください。万一データ破損等の損害が発生しても責任は負いません。




    このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。
    本文下部へ