ExcelマクロVBA入門 | 第11回.RangeとCellsの使い方 | Excelマクロの基礎と応用、エクセルVBAの入門・初級・初心者向け解説



最終更新日:2018-08-02

第11回.RangeとCellsの使い方


VBAではセルを指定する方法としてRangeとCellsがあります、

RangeもCellsも、どちらもRangeオブジェクトで、セルを指定するものですす、

どちらを使ったらよいのでしょうか、
どう使い分けたらよいのでしょうか、

RangeとCellsの基本的な使い方について解説をします。


実際のマクロVBA記述では、基本的にはCellsを使います。

Rangeを使うのは、

・固定位置のセルの場合
・セル範囲(複数セル)の場合
・名前定義を使う時

このどれかにになります。



Rangeに変数は使わないようにします

時々、こんな書き方を見かけます、

Range("A" & i)

iは変数で、数値が入っている訳ですが、
(変数については、次回に説明します。)

こんな使い方はしないで下さい。
はっきり言って、見苦しいです。
見苦しいとは、見ずらいということです。

そして、、実行速度も僅かではありますが遅くなります。
つまり、このような記述をする理由が見当たらないという事になります。
Cellsがあるのですから、これを使うようにしましょう。



1つのセルを指定する場合

まずは、1つのセルを指定する場合は、

Cells(行, 列)

このように書いて下さい。

列は、数字だけでなく、列記号も使えます。

Cells(5, 3)
Cells(5, "C")

どちらで書いても同じC5セルになります。

※上記では固定数値で書いていますが、マクロではこの数値部分が変数になる訳です。



セル範囲(複数セル)を指定する場合

そして、セル範囲の場合は、

Range(始点セル, 終点セル)

の、始点セルと終点セルに、Cellsを指定して、

Range(Cells(行, 列), Cells(行, 列))

として下さい。

例えば、A1セルから、C5セルなら

Range(Cells(1, 1), Cells(5, 3))

となります。

※上記では固定数値で書いていますが、マクロではこの数値部分が変数になる訳です。



複数行全体の指定

複数行の場合、1行から5行なら、

Range(Rows(1), Rows(5))

複数列の場合、1列(A列)から3列(C列)なら、

Range(Columns(1), Columns(3))

のように指定します。

※上記では固定数値で書いていますが、マクロではこの数値部分が変数になる訳です。



固定セルの指定

最初に書いたように、固定位置で条件によって変化する事が無い場合は、

Range("A1:C5")
Range("1:5")
Range("A:C")

で良いでしょう。

また、名前定義を使って、

Range("名前定義の名前")

この名前定義を使う場合は、Rangeでしか指定できません。



RangeとCellsの使い分け方のまとめ

RangeとCellsの使い分け方について、簡潔に一言で言うなら

変数を使う時は、Cells、Rows、Columnsを使用すると言う事です。



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RangeやCellsの書き方次第で、マクロVBAの見た目が大きく変わってきます。
処理結果が同じであるなら、読みやすいVBAコードを書くようにしましょう。




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