VBA入門
第82回.RangeのResizeプロパティ

ExcelマクロVBAの基本と応用、エクセルVBAの初級・初心者向け解説
最終更新日:2019-07-15

第82回.RangeのResizeプロパティ


Resizeプロパティは、指定されたセル範囲(Rangeオブジェクト)のサイズを変更します、
そして、サイズが変更されたセル範囲(Rangeオブジェクト)を返します。
サイズ変更は、縦方向の行数、横方向の列数の両方またはどちらか一方を指定できます。
Resizeは、マクロVBAでは習得必須のRangeのプロパティになります。


Resizeプロパティの構文

Range.Resize(RowSize, ColumnSize)



RowSize

新しい範囲の行数を指定します。
この引数を省略すると、新しい行数は変更する前と同じ行数になります。
指定する場合は、1以上の整数を指定してください。

ColumnSize

新しい範囲の列数を指定します。
この引数を省略すると、新しい列数は変更する前と同じ列数になります。
指定する場合は、1以上の整数を指定してください。


名前付き引数ですが、2つだけなので通常は名前付きを使用するまでもありません。
戻り値
サイズ変更後のRangeオブジェクトになります。

Resizeの使用例

Range("A1").Resize(3, 3).Select
A1セルを3行3列の範囲に変更し、A1:C3セル範囲にしています。

Range("A1:A3").Resize(, 3).Select
A1:A3セル範囲を、3列に変更し、A1:C3セル範囲にしています。

Range("A1:C1").Resize(3).Select
A1:C1セル範囲を、3行に変更し、A1:C3セル範囲にしています。

Resizeのネスト
Range("A1").Resize(3).Resize(, 3).Select
これと、
Range("A1").Resize(3, 3).Select
これの結果は同じになります。

セル範囲を指定する場合のResizeの便利な使い方
Dim i As Long, j As Long
i = 3
j = i + 10
Range(Cells(i, 1), Cells(i, j)).Select

これはResizeを使って以下のように書き直すことができます。



Dim i As Long, j As Long
i = 3
j = i + 10
Cells(i, 1).Resize(, j).Select

どちらも大きな違いはありませんが、Resizeを使うとVBAの記述が短くて済む場合が多くなります。


Resizeのまとめ

Resizeは、非常に重宝するプロパティです。
使い方は簡単なので、ぜひしっかりと習得してください。
以下のページも参考にしてください。
Offset、Resizeを使いこなそう
OffsetとResizeは、エクセルVBAで非常に便利であり、ぜひ使いこなしてもらいたい機能です。Offsetはセル範囲の位置をずらし、Resizeはセル範囲のサイズを変更します。どちらも、RangeとCellsだけで記述することは可能ですが、OffsetとResizeを使う事で、簡潔にVBAを記述することができるようになります。

Rangeのプロパティは非常に沢山あります。
マクロVBA入門で重要なプロパティは一通り紹介していますが、他のプロパティにも目を通しておくと良いでしょう。
Rangeのプロパティ一覧 ・・・ 詳細解説ページへのリンクあり
エクセルの基本である、Rangeオブジェクトのプロパティの一覧です。太字リンク付きは、詳細解説ページ、または、応用したVBAコードがあるページにリンクしています。Excel2010までのRangeオブジェクトのプロパティ一覧 Excel2016で追加されたRangeオブジェクトのプロパティ一覧 CommentThreaded 範囲の左上隅のセルに関連付け…



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