VBA入門
RangeのResizeプロパティ

ExcelマクロVBAの基本と応用、エクセルVBAの初級・初心者向け解説
最終更新日:2021-10-22

第82回.RangeのResizeプロパティ


Resizeプロパティは、指定されたセル範囲(Rangeオブジェクト)のサイズを変更します、
そして、サイズが変更されたセル範囲(Rangeオブジェクト)を返します。


サイズ変更は、縦方向の行数、横方向の列数の両方またはどちらか一方を指定できます。
Resizeは、マクロVBAでは習得必須のRangeのプロパティになります。


Resizeプロパティの構文

Range.Resize(RowSize, ColumnSize)



RowSize

新しい範囲の行数を指定します。
この引数を省略すると、新しい行数は変更する前と同じ行数になります。
指定する場合は、1以上の整数を指定してください。

ColumnSize

新しい範囲の列数を指定します。
この引数を省略すると、新しい列数は変更する前と同じ列数になります。
指定する場合は、1以上の整数を指定してください。


名前付き引数ですが、2つだけなので通常は名前付きを使用するまでもありません。
戻り値
サイズ変更後のRangeオブジェクトになります。


Resizeの使用例

Range("A1").Resize(3, 3).Select
A1セルを3行3列の範囲に変更し、A1:C3セル範囲にしています。

Range("A1:A3").Resize(, 3).Select
A1:A3セル範囲を、3列に変更し、A1:C3セル範囲にしています。

Range("A1:C1").Resize(3).Select
A1:C1セル範囲を、3行に変更し、A1:C3セル範囲にしています。

Resizeのネスト
Range("A1").Resize(3).Resize(, 3).Select
これと、
Range("A1").Resize(3, 3).Select
これの結果は同じになります。

セル範囲を指定する場合のResizeの便利な使い方
Dim i As Long, j As Long
i = 3
j = i + 10
Range(Cells(i, 1), Cells(i, j)).Select

これはResizeを使って以下のように書き直すことができます。



Dim i As Long, j As Long
i = 3
j = i + 10
Cells(i, 1).Resize(, j).Select

どちらも大きな違いはありませんが、Resizeを使うとVBAの記述が短くて済む場合が多くなります。


Resizeのまとめ

Resizeは、非常に重宝するプロパティです。
使い方は簡単なので、ぜひしっかりと習得してください。
以下のページも参考にしてください。
Offset、Resizeを使いこなそう
・OffsetプロパティとResizeプロパティの構文 ・OffsetとResizeの基本 ・Offsetの注意点 ・OffsetとResizeの応用 ・OffsetやResizeでVBAが簡潔になる例

Rangeのプロパティは非常に沢山あります。
マクロVBA入門で重要なプロパティは一通り紹介していますが、他のプロパティにも目を通しておくと良いでしょう。
Rangeのプロパティ一覧 ・・・ 詳細解説ページへのリンクあり
・Excel2010までのRangeオブジェクトのプロパティ一覧 ・Excel2016で追加されたRangeオブジェクトのプロパティ一覧 ・スピルにより追加されたRangeオブジェクトのプロパティ一覧




同じテーマ「マクロVBA入門」の記事

第79回.ファイル操作Ⅰ(Dir)
第80回.ファイル操作Ⅰ(その他)
第81回.総合練習問題9
第82回.RangeのResizeプロパティ
第83回.RangeのOffsetプロパティ
第84回.RangeのAddressプロパティ
第85回.結合セルの扱い
第86回.総合練習問題10
第88回.並べ替え(Sort)
第89回.オートフィルター(AutoFilter)
第90回.フィルターオプションの設定(AdvancedFilter)


新着記事NEW ・・・新着記事一覧を見る

文字列のプロパティ名でオブジェクトを操作する方法|VBA技術解説(2022-12-14)
数字(1~50)を丸付き数字に変換するVBA|VBA技術解説(2022-11-15)
TEXTAFTER関数(テキストの指定文字列より後ろの部分を返す)|エクセル入門(2022-11-14)
TEXTBEFORE関数(テキストの指定文字列より前の部分を返す)|エクセル入門(2022-11-14)
TEXTSPLIT関数(列と行の区切り記号で文字列を分割)|エクセル入門(2022-11-12)
LAMBDA以降の新関数はVBAで使えるか|VBA技術解説(2022-11-11)
WRAPCOLS関数(1次元配列を指定数の列で折り返す)|エクセル入門(2022-11-08)
WRAPROWS関数(1次元配列を指定数の行で折り返す)|エクセル入門(2022-11-08)
EXPAND関数(配列を指定された行と列に拡張する)|エクセル入門(2022-11-07)
TAKE関数(配列の先頭/末尾から指定行/列数を取得)|エクセル入門(2022-11-06)


アクセスランキング ・・・ ランキング一覧を見る

1.最終行の取得(End,Rows.Count)|VBA入門
2.RangeとCellsの使い方|VBA入門
3.変数宣言のDimとデータ型|VBA入門
4.繰り返し処理(For Next)|VBA入門
5.セルのコピー&値の貼り付け(PasteSpecial)|VBA入門
6.Excelショートカットキー一覧|Excelリファレンス
7.並べ替え(Sort)|VBA入門
8.エクセルVBAでのシート指定方法|VBA技術解説
9.マクロって何?VBAって何?|VBA入門
10.繰り返し処理(Do Loop)|VBA入門




このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。


記述には細心の注意をしたつもりですが、
間違いやご指摘がありましたら、「お問い合わせ」からお知らせいただけると幸いです。
掲載のVBAコードは動作を保証するものではなく、あくまでVBA学習のサンプルとして掲載しています。
掲載のVBAコードは自己責任でご使用ください。万一データ破損等の損害が発生しても責任は負いません。



このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。
本文下部へ