Rangeオブジェクトのプロパティ一覧
エクセルの基本である、Rangeオブジェクトのプロパティの一覧です。
Excel2010までのRangeオブジェクトのプロパティ一覧
名前 | 説明 |
AddIndent | セル内の文字列の配置が縦または横に均等に設定される場合に、文字列を自動的にインデントするかどうかを調べます。 |
Address | セル範囲への参照を取得します。 |
AddressLocal | 指定したセル範囲への参照をユーザーの言語で取得します。 |
AllowEdit | 保護されたワークシートにあるセル範囲が編集可能かどうかを調べます。 |
Application | MicrosoftExcelアプリケーションを表すApplicationオブジェクトを取得します。 |
Areas | 複数の選択範囲にあるすべてのセル範囲を表すAreasコレクションを取得します。 |
Borders | スタイルまたはセル範囲(条件付き書式の一部として定義された範囲を含む)の罫線を表すBordersコレクションを取得します。 |
Cells | 指定した範囲のセルを表すRangeオブジェクトを取得します。 |
Characters | オブジェクトの文字列内の文字の範囲を表すCharactersオブジェクトを取得します。 |
Column | 指定されたセル範囲の最初の領域で、最初の列番号を数値で取得します。 |
Columns | 指定したセル範囲の列を表すRangeオブジェクトを取得します。 |
ColumnWidth | 指定したセル範囲内のすべての列の幅を設定します。 |
Comment | セル範囲の左上隅のセルに関連付けられているコメントを表すCommentオブジェクトを取得します。 |
Count | コレクション内のオブジェクトの数を取得します。 |
CountLarge | コレクション内のオブジェクトの数を表す値を返します。バリアント型(Variant)の値を使用します。 Countプロパティと同じように機能します。 ただし、指定した範囲のセル数が 2147483647 (2048 列未満) の場合、 Countプロパティではオーバーフローエラーが発生します。 しかし、 Countlargeプロパティは、ワークシートの最大サイズ (17179869184 セル) までの範囲を処理できます。 |
Creator | 指定したオブジェクトの作成元のアプリケーションを示す32ビットの整数値を取得します。 |
CurrentArray | 指定したセルが配列の一部である場合、配列全体を表すRangeオブジェクトを取得します。 |
CurrentRegion | 現在の選択範囲を表すRangeオブジェクトを取得します。 |
Dependents | 対象となるセルを直接、または間接に参照している参照先のセル範囲を表すRangeオブジェクトを取得します。 |
DirectDependents | セルを直接参照しているすべてのセル範囲を表すRangeオブジェクトを取得します。 |
DirectPrecedents | セルが直接参照している参照元のすべてのセル範囲を表すRangeオブジェクトを取得します。 |
DisplayFormat | 指定した範囲の表示設定を表すDisplayFormatオブジェクトを取得します。 Excel2010から追加されたプロパティです。 |
End | セルが含まれる領域の終端のセルを表すRangeオブジェクトを取得します。 |
EntireColumn | 指定したセル範囲に含まれる1列または複数の列全体を表すRangeオブジェクトを取得します。 |
EntireRow | 指定したセル範囲に含まれる1行または複数の行全体を表すRangeオブジェクトを取得します。 |
Errors | エラーチェックの各オプションの状態を取得することができます。 |
Font | 指定したオブジェクトのフォントを表すFontオブジェクトを取得します。 |
FormatConditions | 指定したセル範囲のすべての条件付書式を表すFormatConditionsコレクションを取得します。 |
Formula | オブジェクトの数式を、A1形式の表記形式でコード記述時の言語で設定します。 |
FormulaArray | セル範囲の配列数列を設定します。 |
FormulaHidden | ワークシートが保護されている場合に、数式を非表示にするかどうかを調べます。 |
FormulaLabel | 指定されたセル範囲の数式ラベルの種類を設定します。 |
FormulaLocal | 指定したオブジェクトの数式をA1形式で、ユーザーの言語で設定します。 |
FormulaR1C1 | 指定したオブジェクトの数式をR1C1形式で、コード記述時の言語で設定します。 |
FormulaR1C1Local | 指定したオブジェクトの数式をR1C1形式で、ユーザーの言語で設定します。 |
HasArray | 指定したセルが配列数式の一部であるかどうかを調べます。 |
HasFormula | セル範囲内のすべてのセルに数式が入力されているかどうかを調べます。 |
Height | セル範囲の高さです。 |
Hidden | 行または列が非表示であるかどうかを調べます。 |
HorizontalAlignment | 指定したオブジェクトの水平方向の配置を設定します。 |
Hyperlinks | セル範囲のハイパーリンクを表すHyperlinksコレクションを取得します。 |
ID | ページをWebページとして保存する場合に、指定されたセルの識別用ラベルを設定します。 |
IndentLevel | セルまたはセル範囲のインデントのレベルを設定します。 |
Interior | 指定したオブジェクトの内部を表すInteriorオブジェクトを取得します。 |
Item | 指定したセル範囲からの相対位置にあるセル範囲を表すRangeオブジェクトを取得します。 |
Left | 列Aの左端からセル範囲の左端までの距離です。 |
ListHeaderRows | 指定したセル範囲の中の見出し行の数を取得します。 |
ListObject | RangeオブジェクトまたはQueryTableオブジェクトに対してListObjectオブジェクトを取得します。 |
LocationInTable | 指定したセル範囲の左上隅のセルがPivotTableレポートのどの部分に当たるかを表す定数を取得します。 |
Locked | オブジェクトがロックされているかどうかを調べます。 |
MDX | 指定されたRangeオブジェクトのMDX名を返します。値の取得のみ可能で、文字列型(String)の値を使用します。 |
MergeArea | 指定したセルを含んでいる結合されたセル範囲を表すRangeオブジェクトを取得します。 |
MergeCells | セル範囲またはスタイルに結合されたセルが含まれているかどうかを調べます。 |
Name | オブジェクトの名前を設定します。 |
Next | 次のセルを表すRangeオブジェクトを取得します。 |
NumberFormat | オブジェクトに含まれる文字列や数値の表示形式を示す文字列を設定します。 |
NumberFormatLocal | オブジェクトの表示形式の文字列を使用言語の文字列に設定します。 |
Offset | 指定したセル範囲からオフセットする範囲を表すRangeオブジェクトを取得します。 |
Orientation | 文字列の向きを取得します。 |
OutlineLevel | 指定した行または列の現在のアウトラインレベルを設定します。 |
PageBreak | 改ページの位置を設定します。 |
Parent | 指定したオブジェクトの親オブジェクトを取得します。 |
Phonetic | セル内の特定のふりがなテキストの文字列についての情報を含むPhoneticオブジェクトを取得します。 |
Phonetics | 指定したセル範囲にあるPhoneticsコレクションを取得します。 |
PivotCell | ピボットテーブル内のセルを表すPivotCellオブジェクトを取得します。 |
PivotField | 指定した範囲の左上隅を含むピボットテーブルフィールドを表すPivotFieldオブジェクトを取得します。 |
PivotItem | 指定した範囲の左上隅を含むピボットテーブル項目を表すPivotItemオブジェクトを取得します。 |
PivotTable | 指定した範囲の左上隅を含むピボットテーブルレポートまたはピボットグラフレポートに関連するピボットテーブルレポートを表すPivotTableオブジェクトを取得します。 |
Precedents | セルが直接または間接に参照している参照元を表すRangeオブジェクトを取得します。 |
PrefixCharacter | セルの接頭辞を取得します。 |
Previous | 前のセルを表すRangeオブジェクトを取得します。 |
QueryTable | 指定したRangeオブジェクトを含むクエリテーブルを表すQueryTableオブジェクトを取得します。 |
Range | 単一のセルまたはセル範囲を表すRangeオブジェクトを取得します。 |
ReadingOrder | 指定したオブジェクトの読み取り順序を設定します。 |
Resize | 指定したセル範囲のサイズを変更します。 |
Row | 指定したセル範囲の最初の領域の先頭行の番号を取得します。 |
RowHeight | 指定したセル範囲内のすべての行の高さをポイント単位で取得します。 |
Rows | 指定したセル範囲の行を表すRangeオブジェクトを取得します。 |
ServerActions | Rangeオブジェクトに対してSharePointServer上で実行できるアクションを指定します。 |
ShowDetail | Trueを設定すると、指定したセル範囲のアウトラインを展開(詳細行または詳細列を表示)します。 |
ShrinkToFit | 使用可能な列幅に収まるように文字列が自動的に縮小されるかどうかを調べます。 |
SparklineGroups | 指定された範囲から既存のスパークラインのグループを表すSparklineGroupsオブジェクトを返します。読み取り専用です。 |
SmartTags | 指定したセルの識別子を表すSmartTagsオブジェクトを取得します。 |
SoundNote | このプロパティは、使用しないでください。サウンドメモはMicrosoftExcelから削除されました。 |
Style | 指定した範囲のスタイルを表すStyleオブジェクトを取得します。 |
Summary | セル範囲がアウトラインの集約行または集約列であるかどうかを調べます。 |
Text | 指定したオブジェクトの文字列を設定します。 |
Top | 行1の上端からセル範囲の上端までの距離をポイント単位で取得します。 |
UseStandardHeight | Rangeオブジェクトの行の高さがシートの標準の高さに等しいかどうかを調べます。 |
UseStandardWidth | Rangeオブジェクトの列の幅が、シートの標準の幅に等しいかどうかを調べます。 |
Validation | 指定したセル範囲の入力規則を表すValidationオブジェクトを表します。 |
Value | 指定したセル範囲の値を設定します。 |
Value2 | セルの値を設定します。 |
VerticalAlignment | 指定したオブジェクトの垂直方向の配置を設定します。 |
Width | ポイント単位のセル範囲の幅です。 |
Worksheet | 指定したセル範囲を含むワークシートを表すWorksheetオブジェクトを取得します。 |
WrapText | オブジェクトの文字列が折り返されるかどうかを調べます。 |
XPath | 指定したRangeオブジェクトにマッピングされている要素のXPathを表すXPathオブジェクトを取得します。 |
Excel2016で追加されたRangeオブジェクトのプロパティ一覧
CommentThreaded | 範囲の左上隅のセルに関連付けられているスレッドコメントを表す、コメントスレッドオブジェクトを返します。 ※Excel2016以降 |
HasRichDataType | True範囲内のすべてのセルに、Richデータ型が含まれている場合。False場合は、範囲内のセルにリッチデータ型が含まれていない場合。それ以外の場合はnull。バリアント型(Variant)の値を使用します。 ※Excel2016以降 |
LinkedDataTypeState | 範囲内の、株式、地理など、リンクされたデータ型の状態に関する情報を返します。使用できる値は、XlLinkedDataTypeState列挙体の値です。読み取り専用です。 ※Excel2016以降 |
スピルにより追加されたRangeオブジェクトのプロパティ一覧
HasSpill | 範囲内のいずれかのセルがスピル範囲に含まれる場合は、Trueが返されます。 そうでない場合(全てのセルがスピル範囲外の場合)は、Falseが返されます。 |
SpillingToRange | セルの数式がスピルする場合は、スピル範囲を返します。 そうでない場合は、エラーが返されます。 |
SpillParent | セルがスピルのメンバーである場合は、担当する式を含むセルを返します。 そうでない場合は、エラーが返されます。 |
Formula2 | Formulaプロパティのスピル対応。 Formulaとの違いは、スピルするかどうかの違いです。 Formulaはスピルしません、「共通部分の参照」となります。 これに対して、Formula2はスピルします。 |
Formula2Local | FormulaLocalのスピル対応。 |
Formula2R1C1 | FormulaR1C1のスピル対応。 |
Formula2R1C1Local | FormulaR1C1Localのスピル対応。 |
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