ExcelマクロVBAサンプル集
指定セルに名前定義されているか判定する

ExcelマクロVBAの実用サンプル、エクセルVBA集と解説
最終更新日:2013-11-04

指定セルに名前定義されているか判定する


名前定義は、マクロVBAでは、セル位置の特定において重要な役割を持ちます、


あるセルが名前定義されているか判定するマクロVBAになります。

Sub sample()
  Dim rng As Range
  Set rng = Range("A1")
  Call sample1(rng)
End Sub


Sub sample1(rng As Range)
  Dim nm As Name
  For Each nm In Names
    If Not Intersect(rng, Range(nm.RefersTo)) Then
      nm.Delete
    End If
  Next
End Sub


上記では、指定セルが、何らかの名前定義にふくまれている場合、


その名前定義を削除しています。

指定セルは、単一セルである必要はありません。

複数セルであるセル範囲で指定した場合は、

指定されたセル範囲のいずれかのセルが、名前定義に含まれている場合に削除されます。

これで良い場合もあるとは思いますが、ちょっと不都合な場合が多いと思います。

以下では、指定セルまたは指定セル範囲と、同一範囲の名前定義があった場合のみ削除します。

Sub sample()
  Dim rng As Range
  Set rng = Range("A1")
  Call sample2(rng)
End Sub
Sub sample2(rng As Range)
  Dim nm As Name
  For Each nm In Names
    If rng.Address = nm.RefersToRange.Address Then
      nm.Delete
    End If
  Next
End Sub


sample1とsample2については、


その使うシーンに合わせて使い分けて下さい。

単一セルに対して、名前定義を行うマクロVBAにおいて、

すでに設定されている名前定義を削除してから再設定する場合は、

sample2を応用して、以下のようなマクロVBAコードにすれば良いでしょう。



Sub sample()
  Dim rng As Range
  Set rng = Range("A1")
  Call sample3(rng, "NewName")
End Sub
Sub sample3(rng As Range, strName As String)
  Dim nm As Name
  For Each nm In Names
    If rng.Address = nm.RefersToRange.Address Then
      nm.Delete
    End If
  Next
  rng.Parent.Parent.Names.Add Name:=strName, RefersToLocal:="=" & rng.Address(External:=True)
End Sub


最後の


rng.Parent.Parent.Names.Add Name:=strName, RefersToLocal:="=" & rng.Address(External:=True)

この部分が、ちょっと分かりづらいかもしれません。

Rangeの親(Parent)はSheetになり、

そのSheetの親(Parent)はBookになります。

つまり、てっとり早く書くなら、

Thisworkbook.Names.Add

Activeworkbook.Add

これで問題ありません。

ここでは、ブックにとらわれずに、引数に指定されたRangeのBookに対して、

名前定義をするようにする為に、

rng.Parent.Parent.Names.Add

のように、ちょっと回りくどい書き方をしました。


名前定義は、マクロVBA開発において、

フレキシブルなVBAコードにする為には必須機能となります。

その場合に、大量の名前定義は手操作で追加するのでは大変になりますので、

このように、マクロVBAで簡単に設定できるようにしておくと効率が良くなります。



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