名前定義の一覧と削除(Name)
名前定義は使い方によっては、とても便利な機能ですが、
長く使っているブックでは、とても多くの名前定義が入ってしまっていたり、
参照エラーを起こしている名前定義が多数あったりと、管理に困る場合も多々出てきます。
ブック間のシートコピーで増えていってしまったり、
シートおよびセルの削除によって参照エラーになったままにしておくことで、
後々に見た時に何の名前定義かさえも分からなくなってしまったりします。
名前定義の一覧を取得し、シートに書き出すマクロVBA
Sub sample()
Dim nm As Name
Dim i As Long
i = 1
For Each
nm In ActiveWorkbook.Names
Cells(i, 1) = nm.Name
Cells(i, 2) = "'"
& nm.Value
Cells(i, 3) = nm.Parent.Name
i = i +
1
Next
End Sub
Cells(i, 1) = nm.Name
名前定義の名前です。
名前定義の参照範囲です。
.Valueは.RefersToや.RefersToR1C1等でも良いです。
範囲がブックと、シートがありますので、
親オブジェクトを出力しています。
名前の範囲がブックの場合はブック名、シート範囲の場合はシート名が出力されます。
非表示の名前定義を表示
Sub sample2()
Dim nm As Name
For Each nm In ActiveWorkbook.Names
nm.Visible = True
Next
End Sub
nm.Visible = True
これで表示しています。
このVBAでは、元が表示/非表示に関わらず全て表示にしています。
名前定義を削除する
Sub sample3()
Dim nm As Name
On Error Resume Next
For Each nm In ActiveWorkbook.Names
nm.Delete
Next
On Error GoTo 0
End Sub
古くから引き継いでいるブック等では、削除できない名前定義が存在していることが多々あります。
その時には、エラーになってしまう為、
On Error Resume Next
これで、エラーを無視するようにしています。
全てではなく、参照エラーとなっている名前定義だけ削除する場合は、
Sub sample4()
Dim nm As Name
On Error Resume Next
For Each nm In ActiveWorkbook.Names
If nm.Value Like "*[#]REF!*" Then
nm.Delete
End If
Next
On Error GoTo 0
End Sub
参照範囲の文字列を判定することで、他ブックを参照している名前定義だけを削除する等、いろいろなパターンに変更可能でしょう。
ブックの共有等(原因ははっきりしませんが)で、数万以上の名前定義が存在していることがあります。
そのようなブックにおいては、For Eachがエラーとなってしまい処理できない場合もあります。
このような場合は、以下のようにしてください。
Sub sample5()
Dim i As Long
On Error Resume Next
For i = 1 To ActiveWorkbook.Names.Count
ActiveWorkbook.Names(i).Delete
Next
On Error GoTo 0
End Sub
これでも削除できないような場合は、VBAでの対応は難しいと思われます。
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