VBA入門
VBEのオプション設定(Option Explicit)

ExcelマクロVBAの基本と応用、エクセルVBAの初級・初心者向け解説
公開日:2013年5月以前 最終更新日:2021-08-10

第5回.VBEのオプション設定(Option Explicit)


マクロを書き始める前に、出来れば設定しておいた方が良いオプションがあります。


いえ、絶対に設定しておかなければならないVBEのオプション設定です、
必ず最初に設定しておいてください。


VBEの「ツール」→「オプション」

マクロVBA エクセルExcel

以下の画面が出ます。

マクロVBA エクセルExcel

最初は、
「自動構文チェック」
には、チェック(レ点)が付いているのでチェックを外して下さい。
※Excel2013以降では、最初からチェックが外れています。
そして、
「変数の宣言を強制する」には、チェックが付いていないのでチェックして下さい。

「エディターの設定」の中は、自由に変更しても問題ありません。

マクロVBA エクセルExcel

ご自身で見やすいと思う設定にして構いません。

「全般」の中は、いきなり直さないで下さい。

マクロVBA エクセルExcel

ここの変更は、動作そのものに影響を与えてしまいますので、
ここに書いてある日本語の意味が100%理解できないうちは変更しないでください。

「ドッキング」の中は変更しない方が良いでしょう。

マクロVBA エクセルExcel

VBEの画面操作に慣れて、使いやすいように変更したくなったら見直してみて下さい。
ですが、普通は変更する必要がありません、私はそのまま使っています。

VBEの使い方については別途詳しく解説しています。

新規モジュールの挿入

では、新規モジュールを挿入してみましょう。

マクロVBA エクセルExcel

オプション設定前と違い、
今度は先頭に、「Option Explicit」が追加されています。

これが、「変数の宣言を強制する」に対応するものです。
Explicitは明白な・明示的なといった意味の英単語です。
これの意味するところは、後々の変数宣言の時に詳しく説明します。
第12回.変数宣言のDimとデータ型
・データ型 ・変数の使い方 ・変数名の規則 ・良く使われる変数名 ・自動型変換、暗黙の型変換 ・変数宣言の必要性 ・Dim変数宣言のまとめ




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第3回.マクロの記録
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第4回.マクロはどこに書くの(VBEの起動)
・「Visual Basic Editor」の表示方法 ・標準モジュールの挿入 ・「Module1」の名称変更 ・「Module1」の削除
第5回.VBEのオプション設定(Option Explicit)
第6回.とにかく書いてみよう(Sub,End Sub)
それでは、とにかくマクロVBAを書いてみましょう。VBEで実際にマクロを書いてみましょう VBE(VisualBasicEditor)に標準モジュールを追加したら、そこにマクロを書いていきます。sub練習1 と入力し、Enterして下さい、このように、subがSubと先頭が大文字になり、後ろに()が付きます。
第7回.マクロを実行するには(F5)
・VBEの画面で実行 ・ワークシートの開発タブで実行 ・ボタンや図形に登録して実行 ・マクロを実行すると
第8回.セルに文字を入れるとは(RangeオブジェクトのValueプロパティ)
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第9回.Rangeでのセルの指定方法
・複数のセル(矩形のセル範囲) ・列全体 ・行全体 ・名前定義のセル範囲 ・特殊な指定方法 ・マクロVBAで良く使う書き方
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第38回.セルに計算式を設定(Formula)
・計算式を設定できるプロパティ ・Valueプロパティ ・Formulaプロパティ , FormulaLocalプロパティ ・FormulaR1C1プロパティ , FormulaR1C1Localプロパティ ・R1C1参照形式 ・Localが付くプロパティについて ・それぞれの違い(Localは除く) ・何故、こんなに多くのプロパティが存在しているのか ・R1C1形式を使うメリット ・たった1行のVBAで複数のセルに計算式を入れる


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