第4回.マクロはどこに書くの(VBEの起動)
さて、ではマクロVBAはどこに書いたらよいのでしょうか。
「Visual Basic Editor」の表示方法
どのバージョンでも、ショートカットは、
Alt + F11 です。
このような画面が表示されます。

略して、VBEと呼ぶ画面です。
この状態ではシートだけが表示されています。
一番下の、「ThisWorkbook」、これは今は気にしないで下さい。
使う時が来たら説明します。
マクロVBAを書く場所は標準モジュールと言います。
それでは、標準モジュールを挿入しましょう。
標準モジュールの挿入

プロジェクト内を右クリックで「挿入」→「標準モジュール」


そして、左側に、「標準モジュール」が追加され、
その下に、「Module1」が追加されています。
つまり、「標準モジュール」というフォルダの中に「Module1」が作成され、そこにマクロを書くという事になります。
VBAを書くためのルーズリーフのようなものだと考えてください。
必要になったら、いつでも挿入して追加できます。
今後練習してVBAを書いていったときは適宜挿入して作成してください。
「Module1」の名称変更
順に、「Module1」「Module2」と連番になります。
表示→プロパティウインドウ

(オブジェクト名)
ここの右側の名称(上図では、Module1)を変更してください。
名前は、半角全角問わず使えますが、
先頭に数字は使えません。
また、記号はアンダーバー(_)のみ使えます。
「Module1」の削除
削除というのは無く、解放を使います。


「いいえ(N)」を選択して下さい。
VBAの内容が、拡張子.basのテキストファイルとして出力されます。

以上が、マクロを書く場所の作成と削除になります。
マクロを書くときは、必ずこの操作から始めることになります。
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