VBA入門
Callステートメント

ExcelマクロVBAの基本と応用、エクセルVBAの初級・初心者向け解説
最終更新日:2021-03-05

第105回.Callステートメント


プロシージャーの中で他のプロシージャーを呼び出すときには、マクロVBAではCallステートメントを使います。


Callステートメントは、SubプロシージャーやFunctionプロシージャーに制御を渡し、
Call先のプロシージャー終了後は、Callステートメントの次のステートメントに制御が移ります。

ただしFunctionプロシージャーは、通常は戻り値を使いますのでCallすることは少なくなります。

プロシージャーは適切な機能単位で部品化します。
適切な単位の部品を作り、その部品を組み合わせて製品を作り上げていきます。

機能単位で作られた複数のプロシージャーを、一連の処理として実行するためにCallステートメントがあります。
プロシージャーをどのような単位で作るか等については、

プログラミングの基本~ロジックの組み立て
プログラミングの基本というと、プログラミング言語の基本文法についての解説と思われるかもしれませんが、ここでは、プログラミングする上で最も大切な考え方、ロジックの組み立て方について解説します、本来は言語は問わないのですが、VBAのサイトですのでVBAを例に解説します。前処理、主処理、後処理 何かをしようとしたとき、

こちらを参考にしてください。
今回は、Callステートメントの文法的な面のみ取り上げて解説します。



Callステートメント

[Call] name [argumentlist]


Call
省略可能なキーワードです。
指定するときは、引数リスト (引数 argumentlist) をかっこで囲む必要があります。

name
必ず指定します。
呼び出すプロシージャの名前を指定します。

argumentlist
省略可能です。
呼び出すプロシージャーにデータを渡すための引数です。


Callステートメントの使用例

Sub sample1()
  '・・・処理・・・
End Sub

Sub sample2(arg1, arg2)
  '・・・処理・・・
End Sub

上記Subプロシージャーに制御を渡す場合のVBA記述方法としては、

Sample1
Call Sample1
sample2 arg1, arg2
Call sample2(arg1, arg2)

このようなVBAの書き方のバリエーションがあります。


Callを省略する場合は、引数リストはかっこで囲わない。
Callを記述した場合は、引数リストはかっこで囲います。

sample2 (arg1, arg2)
これは間違った記述になります。

マクロ VBA Call

かっこの使い方については、以下で詳細に解説しています。
VBAにおける括弧()の使い方
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制御先のプロシージャーが終了した後は、Callの次のステートメントに制御が移ります。

Sub sample1()
  '・・・処理A・・・
  Call sample2
  '・・・処理B・・・
End Sub

Sub sample2()
  '・・・処理C・・・
End Sub

上記では、
処理A→処理C→処理B
この順に処理されます。


引数の使い方については、次々回の、
第107回.プロシージャーの引数

Subプロシージャー、Functionプロシージャーにおける、引数リストの指定について説明します。引数は、呼び出し先のプロシージャーに渡すデータを指定するものです。Callステートメントでプロシージャーを呼び出すときに指定する引数を、呼び出される側のプロシージャーで受け取る記述についてのマクロVBA記述の説明になり…
こちらで解説しています。




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