ExcelマクロVBA入門 | 第100回.InputBoxメソッド(インプットボックス) | Excelマクロの基礎と応用、エクセルVBAの入門・初級・初心者向け解説



最終更新日:2018-02-06

第100回.InputBoxメソッド(インプットボックス)


InputBoxメソッドはApplicationのメソッドで、ユーザー入力用のダイアログ ボックスを表示します、

表示したダイアログ ボックスに入力された情報を受け取ることが出来ます。

これは、InputBox関数とは違います。



使い方は、InputBox関数とほぼ同様ですが、

InputBox関数には無いTypeという引数を使うことで、より活用範囲が広がります。

InputBox関数は、文字列の入力だけしかできませんが、

InputBoxメソッドでは、数値に限定したり、セル参照をすることが出来ます。


InputBoxメソッド

マクロに情報を与えるためのダイアログ ボックスを表示します。

ダイアログ ボックスには、[OK] ボタンと [キャンセル] ボタンが表示されます。
[OK] をクリックすると、ダイアログ ボックスに入力した値が返されます。
[キャンセル] をクリックすると、InputBox は False を返します。

Application.InputBox(Prompt, Title, Default, Left, Top, HelpFile, HelpContextID, Type)

Prompt ダイアログ ボックスに表示するメッセージを指定します。この引数には、文字列、数値、日付、またはブール値を指定できます (Excel では表示される前に、自動的に値を文字列型 (String) に変換します)。
Title ダイアログ ボックスのタイトルを指定します。この引数を省略すると、既定値の "入力" がタイトル バーに表示されます。
Default ダイアログ ボックス内のテキスト ボックスに表示する初期値を指定します。
この引数を省略すると、テキスト ボックスには何も表示されません。この値には、Range オブジェクトを指定することもできます。
Left 画面の左上隅を基準として、ダイアログ ボックスの X 座標をポイント(ポイント: 印刷する文字のサイズ (高さ) を指定する基本単位。
1 ポイントは、約 0.0353 cm (1/72 インチ) です。)単位で指定します。
Top 画面の左上隅を基準として、ダイアログ ボックスの Y 座標をポイント単位で指定します。
HelpFile 対象ダイアログ ボックスで使うヘルプ ファイルの名前を指定します。
引数 HelpFile および引数 HelpContextID が共に指定されていれば、ダイアログ ボックス内に [ヘルプ] ボタンが表示されます。
HelpContextID 引数 HelpFile で指定したヘルプ ファイル内のヘルプ トピックのコンテキスト ID 番号を指定します。
Type

返されるデータの型を指定します。
この引数を省略すると、ダイアログ ボックスは文字列 (テキスト) を返します。
次の値のいずれか 1 つまたは合計値を指定できます。
たとえば、文字列または数値が入力できるダイアログ ボックスを作成するときは、引数 Type の値を 1 + 2 に設定します。

意味
0 数式
1 数値
2 文字列 (テキスト)
4 論理値 (True または False)
8 セル参照 (Range オブジェクト)
16 #N/A などのエラー値
64 数値配列



Typeを使わない場合は、InputBox関数と同じになります。

以下は、Typeを指定した使用例です。


使用例

myNum = Application.InputBox(prompt:="Sample", Type:=1)

数値のみ入力可能となります。

Set myRange = Application.InputBox(prompt:="Sample", Type:=8)

セル参照の入力になります。
戻り値は、Rangeオブジェクトになるので、Setステートメントを使用します。



VBAにおいてユーザー入力を必要とするシーンでは、ほとんどの場合はInputBox関数で用が足ります。
例えば、数値に限定したい場合でも、InputBox関数の戻り値を数値か同課を判定すれば良いだけです。

最もInputBoxメソッドを必要とするシーンとしては、セル参照の入力になるでしょう。
VBAの中で、ユーザーにセル範囲を選択してもらう場合こそ、まさに、InputBoxメソッドの最大の活用シヘンとなります。




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