VBA入門
Functionプロシージャー

ExcelマクロVBAの基本と応用、エクセルVBAの初級・初心者向け解説
最終更新日:2021-11-16

第106回.Functionプロシージャー


プログラム(マクロVBA)内で特定の処理を実行し値を返すプロシージャーです。
これはつまり、Functionプロシージャーで独自の関数をつくれるということです。


Subプロシージャーとの違いは、値を返すか返さないかの違いです。

Functionプロシージャーは、値を返します。
Subプロシージャーは、値を返しません。

Functionプロシージャーは、Functionステートメントで始まり、End Functionステートメントで終わります。


Functionステートメントの構文



[Public | Private | Friend] [Static] Function name [(arglist)] [As type]
  ・・・
  [name = expression] '戻り値の設定
  ・・・
    [Exit Function] 'プロシージャーを抜ける
  ・・・
  [name = expression] '戻り値の設定
  ・・・
End Function

スコープ([Public,Private,Friend)は後々説明します。
第108回.変数の適用範囲(スコープ,Private,Public)
・プロシージャーレベル変数 ・・・ プロシージャー内でのみ使用可能 ・モジュールレベル変数 ・・・ モジュール内でのみ使用可能 ・パブリック変数 ・・・ 全てのモジュールの全てのプロシージャーで使用可能 ・変数の適用範囲について簡単にまとめてると ・定数(Const)の適用範囲について ・変数の重複について ・変数は、極力狭いスコープで使う事が望ましいとされます。

ここでは、使用例を通して、全体の雰囲気をとらえて下さい。

Exit Functionについて
以下の使用例では使っていませんが、Exit Subと同様の使い方になります。
・On Error GoTo 行ラベル ・Exit Sub ・On Error の有効範囲とその動作について ・最後に
Functionプロシージャーを直ちに終了します。

Functionでの処理が終了した後のプログラムの実行は、
そのFunctionプロシージャーを呼び出したステートメントの次のステートメントから継続されます。

Functionで値を戻す場合は、Functionのnameに対して値を代入します。
nameは指定したデータ型で初期化されるので、
nameに対して何も代入せずにプロシージャーを抜けると、初期化された値を戻すことになります。


Functionステートメント使用例

Sub sample1()
  Dim vrt1
  vrt1 = func1
  MsgBox vrt1
End Sub

Function func1()
  func1 = "func1の回答"
End Function

Functionの戻り型は省略(As以降を省略)しています。

上記のsample1を実行すると、"func1の回答"がメッセージ表示されます。
また、上記sample1は、
MsgBox func1
と1行で書く事ができます。
上記では、動作を理解しやすいように一度変数に入れています。



Sub sample2()
  MsgBox func2("Functionの", "サンプルです")
End Sub

Function func2(arg1, arg2) As String
  func2 = arg1 & arg2
End Function

Functionの戻り型をStringで指定しています。
上記のsample2を実行すると、"Functionのサンプルです"とメッセージ表示されます。

Sub sample3()
  MsgBox func3(100, 200)
End Sub

Function func3(arg1 As Long, arg2 As Long) As Long
  func3 = arg1 + arg2
End Function

Functionの戻り型をLong、引数の型もLongで指定しています。
上記のsample3を実行すると、300 がメッセージ表示されます。

引数の使い方については、次回の、
第107回.プロシージャーの引数
・引数の構文 ・引数の使用例 ・引数について
こちらで解説しています。




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