ExcelマクロVBA入門
第106回.Functionプロシージャー

Excelマクロの基礎と応用、エクセルVBAの入門・初級・初心者向け解説
最終更新日:2018-02-06

第106回.Functionプロシージャー


プログラム内で特定の作業を実行し値を返すプロシージャです、


つまり、Functionプロシージャで独自の関数をつくれるということです、

Subプロシードャーとの違いは、値を返すか返さないかの違いです。
Functionプロシージャは、値を返します
Subプロシージャは、値を返さない

Functionプロシージャは、Functionステートメントで始まり、End Functionステートメントで終わります。


Functionステートメント

[Public | Private | Friend] [Static] Function name [(arglist)] [As type]
[statements]
[name = expression]
[Exit Function]
[statements]
[name = expression]

  ・・・
End Function

スコープ([Public,Private,Friend)は後々説明します。
第108回.変数の適用範囲(スコープ,Private,Public)
変数には適用範囲(スコープと言います)があります適用範囲とは宣言した変数を使う事のできる範囲です。変数を宣言した場所と宣言方法によってその変数を使える場所が限定されます。まずVBAの大きな区分けといいますか書く場所ですが・シートモジュール・・・シート毎に存在します ・ブックモジュール・・・ブックで1つだけ ・フォームモジュール・・・作ったフォームの数だけ…

ここでは、使用例を通して、全体の雰囲気をとらえて下さい。

Exit Functionについては、
使用例を記載しませんが、Exit Subと同様の使い方になります。
Functionプロシージャを直ちに終了します。

Functionでの処理が終了した後のプログラムの実行は、
そのFunctionプロシージャを呼び出したステートメントの次のステートメントから継続されます。



使用例.



Sub sample1()
  Dim vrt1
  vrt1 = func1
  MsgBox vrt1
End Sub
Function func1()
  func1 = "func1の回答"
End Function

Functionの戻り型は省略しています。

Functionで値を戻す場合は、Functionのnameに対して値を代入します。

上記のsample1を実行すると、"func1の回答"がメッセージ表示されます。

また、上記sample1は、

MsgBox func1

と1行で書く事ができます。
上記では、動作を理解しやすいように一度変数に入れています。


Sub sample2()
  MsgBox func2("Functionの", "サンプルです")
End Sub
Function func2(arg1, arg2) As String
  func2 = arg1 & arg2
End Function



Functionの戻り型をStringで指定しています。

上記のsample2を実行すると、"Functionのサンプルです"とメッセージ表示されます。


Sub sample3()
  MsgBox func3(100, 200)
End Sub
Function func3(arg1 As Long, arg2 As Long) As Long
  func3 = arg1 + arg2
End Function

Functionの戻り型をLong、引数の型もLongで指定しています。

上記のsample3を実行すると、"300"とメッセージ表示されます。



引数の使い方については、次々回の、
第107回.プロシージャーの引数
SubプロシージャーFunctionプロシージャーにおける引数リストの指定について説明します引数は呼び出し先のプロシージャーに渡すデータを指定するものです。Callステートメントでプロシージャーを呼び出すときに指定する引数を呼び出される側のプロシージャーで受け取る記述についての説明になります。
こちらで解説しています。



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