第22回.複数ブックよりデータを集める
他のブックを開いて指定シートの指定セル範囲のデータを取得する。
取得したデータを使って、目的の表を作り上げる。
これこそマクロVBAの真価が問われる処理でしょう。
これまでの内容を上手く組み合わせるだけです。
ポイントになりそうな部分を、ちょっと復習しましょう。
第17回.セルにブック・シートを指定する

第19回.ブックを開く・閉じる・保存する


第21回.ファイル一覧を取得する

複数ブックよりデータを集めるVBA
この中の全てのExcelファイルの1番目のシートにある(A1セルからの連続する)表範囲のデータを全て集めてきます。
マクロを書くブックには、
・データ ・・・ 1行目に見出しを入れておきます。
・一覧 ・・・ ファイルの一覧を入れます
この2つのシートを用意しておきます。

これが少々?かもしれません。
最終行 + 1
つまり、最終行の1行下という事です。
データの用意も、実際に書いてみることも、マクロを覚える上で大切な事なものです。
どんなデータを用意したら良いか、それは、どんなマクロかを理解することです。
そして、指を動かすことで、目と指の双方からの情報でより記憶に残ります。
ステップイン(F8)で動きを確認しましょう。
これ以外に、マクロVBAを習得する道はありません。
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