VBA再入門
第23回.複数のプロシージャーを連続で動かす(Callステートメント)

マクロが覚えられないという初心者向けに理屈抜きのやさしい解説
最終更新日:2020-09-26

第23回.複数のプロシージャーを連続で動かす(Callステートメント)


自動化するマクロVBAを書くとき、
必要な処理内容を1つのプロシージャーに全て書くことは難しいです。


むしろ、1つのプロシージャーではなく複数のプロシージャーにした方がより良いものです。
細かい単位の処理ごとにプロシージャーを書き、まとめて実行するようにします。

長い1つのプロシージャーを分割する

前回の、第22回.複数ブックよりデータを集める
他のブックを開いて指定シートの指定セル範囲のデータを取得する。取得したデータを使って、目的の表を作り上げる。これこそマクロVBAの真価が問われる処理でしょう。これまでにやってきた内容が出来れば大丈夫です。
ここでは以下のVBAコードを書きました。

ExcelマクロVBA サンプル コード

少々長いですね。
いきなり、これだけのVBAコードを完成させるのはちょっと大変です。

そもそもこのVBAコードは、大きく2つの部分で出来ています。

フォルダ内のファイル一覧を取得
一覧のファイルを全て処理


それぞれのプロシージャーを別々に書いてみましょう。

フォルダ内のファイル一覧を取得
ExcelマクロVBA サンプル コード

一覧のファイルを全て処理
ExcelマクロVBA サンプル コード


上掲の2つのVBAコードを書いて、
ファイル一覧を取得
ファイルを全て処理
それぞれを実行(F5)して確認
してください。


プロシージャーを呼び出すCallステートメント

上記でプロシージャーを2つに分割しました。
一つ一つのプロシージャーは短くなり、理解しやすくなったかもしれませんが、
それぞれ別々に実行(F5)では面倒です。
少なくとも、「ファイルを全て処理」は「ファイル一覧を取得」のあとに実行しなければなりません。

このような複数のプロシージャーを連続で動かすには、

Call プロシージャー名

これを使います。

ExcelマクロVBA サンプル コード

この「連続実行」を実行(F5)すれば、
「ファイル一覧を取得」が実行され、これが終わると、「ファイルを全て処理」が続けて実行されます。

実際に書いて、テストデータを用意してやってみて下さい。
正しく実行されたら、
今度は、「連続実行」をステップイン(F8)で実行して、
順次プロシージャーが実行されることを確認し、動きを理解してください。

ExcelマクロVBA入門等の対応ページ

第105回.Callステートメント
プロシージャーの中で他のプロシージャーを呼び出すときに、マクロVBAにおいてCallステートメントを使います。Callステートメントは、SubプロシージャーやFunctionプロシージャーに制御を渡し、Call先のプロシージャー終了後は、Callステートメントの次のステートメントに制御が移ります。



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