ExcelマクロVBA再入門
第23回.複数のプロシージャーを連続で動かす(Callステートメント)

マクロが覚えられないという初心者向けに理屈抜きのやさしい解説
最終更新日:2016-03-29

第23回.複数のプロシージャーを連続で動かす(Callステートメント)


自動化するマクロVBAを書くとき、


必要な処理内容を1つのプロシージャーに全て書くことは難しいです、

細かい単位の処理ごとにプロシージャーを書き、まとめて実行するようにします。

前回の、第22回.複数ブックよりデータを集める
他のブックを開いて指定シートの指定セル範囲のデータを取得する、取得したデータを使って、目的の表を作り上げる、これこそマクロVBAの真価が問われる処理でしょう。これまでにやってきた内容が出来れば大丈夫です。これまでの内容を上手く組み合わせるだけです。

ここでは以下のVBAコードを書きました。

ExcelマクロVBA サンプル コード

少々長いですね。

いきなり、これだけのVBAコードを完成させるのはちょっと大変です。

そもそもこのVBAコードは、大きく2つの部分で出来ています。

フォルダ内のファイル一覧を取得
一覧のファイルを全て処理

それぞれのプロシージャーを書いてみましょう。

フォルダ内のファイル一覧を取得
ExcelマクロVBA サンプル コード

一覧のファイルを全て処理
ExcelマクロVBA サンプル コード

上掲のVBAコードを書いて、
ファイル一覧を取得
ファイルを全て処理
それぞれを実行(F5)して確認
してください。

一つ一つのプロシージャーは短くなり、理解しやすくなったかもしれませんが、

それぞれ別々に実行(F5)では面倒ですし、

少なくとも、ファイルを全て処理はファイル一覧を取得のあとに実行しなければなりません。

このように複数のプロシージャーを連続で動かすには、

Call プロシージャー名

これを使います。

ExcelマクロVBA サンプル コード

この「連続実行」を実行(F5)すれば、

「ファイル一覧を取得」が実行され、これが終わると、「ファイルを全て処理」が続けて実行されます。

実際に書いて、テストデータを用意してやってみて下さい。

正しく実行されたら、

今度は、「連続実行」をステップイン(F8)で実行して、

順次プロシージャーが実行されることを確認し、動きを理解してください。



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