VBA再入門
第23回.複数のプロシージャーを連続で動かす(Callステートメント)

マクロが覚えられないという初心者向けに理屈抜きのやさしい解説
最終更新日:2019-12-13

第23回.複数のプロシージャーを連続で動かす(Callステートメント)


自動化するマクロVBAを書くとき、
必要な処理内容を1つのプロシージャーに全て書くことは難しいです。


むしろ、1つのプロシージャーではなく複数のプロシージャーにした方がより良いものです。
細かい単位の処理ごとにプロシージャーを書き、まとめて実行するようにします。

長い1つのプロシージャーを分割する

前回の、第22回.複数ブックよりデータを集める
他のブックを開いて指定シートの指定セル範囲のデータを取得する。取得したデータを使って、目的の表を作り上げる。これこそマクロVBAの真価が問われる処理でしょう。これまでにやってきた内容が出来れば大丈夫です。
ここでは以下のVBAコードを書きました。

ExcelマクロVBA サンプル コード

少々長いですね。
いきなり、これだけのVBAコードを完成させるのはちょっと大変です。

そもそもこのVBAコードは、大きく2つの部分で出来ています。

フォルダ内のファイル一覧を取得
一覧のファイルを全て処理


それぞれのプロシージャーを別々に書いてみましょう。

フォルダ内のファイル一覧を取得
ExcelマクロVBA サンプル コード

一覧のファイルを全て処理
ExcelマクロVBA サンプル コード


上掲の2つのVBAコードを書いて、
ファイル一覧を取得
ファイルを全て処理
それぞれを実行(F5)して確認
してください。


プロシージャーを呼び出すCallステートメント

上記でプロシージャーを2つに分割しました。
一つ一つのプロシージャーは短くなり、理解しやすくなったかもしれませんが、
それぞれ別々に実行(F5)では面倒です。
少なくとも、ファイルを全て処理はファイル一覧を取得のあとに実行しなければなりません。

このような複数のプロシージャーを連続で動かすには、

Call プロシージャー名

これを使います。

ExcelマクロVBA サンプル コード

この「連続実行」を実行(F5)すれば、
「ファイル一覧を取得」が実行され、これが終わると、「ファイルを全て処理」が続けて実行されます。

実際に書いて、テストデータを用意してやってみて下さい。
正しく実行されたら、
今度は、「連続実行」をステップイン(F8)で実行して、
順次プロシージャーが実行されることを確認し、動きを理解してください。

ExcelマクロVBA入門等の対応ページ

第105回.Callステートメント
プロシージャーの中で他のプロシージャーを呼び出すときに、マクロVBAにおいてCallステートメントを使います。Callステートメントは、SubプロシージャーやFunctionプロシージャーに制御を渡し、Call先のプロシージャー終了後は、Callステートメントの次のステートメントに制御が移ります。



同じテーマ「マクロVBA再入門」の記事

第20回.全てのシートに同じ事をする(For~Worksheets.Count)
第21回.ファイル一覧を取得する(Do~LoopとDir関数)
第22回.複数ブックよりデータを集める
第23回.複数のプロシージャーを連続で動かす(Callステートメント)
第24回.マクロの呪文を追加してボタンに登録(ScreenUpdating)
第25回.月別ブックより部署別シートに担当別に集計するNo1
第26回.月別ブックより部署別シートに担当別に集計するNo2
第27回.月別ブックより部署別シートに担当別に集計するNo3
第28回.月別ブックより部署別シートに担当別に集計するNo4
第29回.月別ブックより部署別シートに担当別に集計するNo5
第30回.今後の覚えるべきことについて


新着記事NEW ・・・新着記事一覧を見る

ユーザーに絶対に停止させたくない場合のVBA設定|VBA技術解説(4月1日)
CharactersプロパティとCharactersオブジェクト|VBA技術解説(3月31日)
指数近似/対数近似/累乗近似(掲載順位とCTR)|エクセル関数超技(3月31日)
練習問題32(連続数値部分を取り出し記号で連結)|VBA練習問題(3月24日)
連続数値部分を取り出し記号で連結|エクセル関数超技(3月24日)
数式バーの高さを数式の行数で自動設定|VBAサンプル集(3月21日)
LET関数(数式で変数を使う)|エクセル入門(3月21日)
スピルに対応したXSPLITユーザー定義関数(文字区切り)|VBAサンプル集(3月15日)
XMATCH関数(範囲から値を検索し一致する相対位置)|エクセル入門(3月14日)
XLOOKUP関数(範囲を検索し一致する対応項目を返す)|エクセル入門(3月14日)


アクセスランキング ・・・ ランキング一覧を見る

1.最終行の取得(End,Rows.Count)|VBA入門
2.RangeとCellsの使い方|VBA入門
3.セルのコピー&値の貼り付け(PasteSpecial)|VBA入門
4.マクロって何?VBAって何?|VBA入門
5.Range以外の指定方法(Cells,Rows,Columns)|VBA入門
6.変数宣言のDimとデータ型|VBA入門
7.ひらがな⇔カタカナの変換|エクセル基本操作
8.繰り返し処理(For Next)|VBA入門
9.徹底解説(VLOOKUP,MATCH,INDEX,OFFSET)|エクセル関数超技
10.セルに文字を入れるとは(Range,Value)|VBA入門




このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。


記述には細心の注意をしたつもりですが、
間違いやご指摘がありましたら、「お問い合わせ」からお知らせいただけると幸いです。
掲載のVBAコードは動作を保証するものではなく、あくまでVBA学習のサンプルとして掲載しています。
掲載のVBAコードは自己責任でご使用ください。万一データ破損等の損害が発生しても責任は負いません。



このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。
本文下部へ