VBA再入門
第21回.ファイル一覧を取得する(Do~LoopとDir関数)

マクロが覚えられないという初心者向けに理屈抜きのやさしい解説
最終更新日:2016-03-29

第21回.ファイル一覧を取得する(Do~LoopとDir関数)


マクロVBAで他のブック(ファイル)を扱う時、まず問題となるのがファイル名です、


ファイル数が常に同じでファイル名も変化しなければ良いのですが・・・

ファイル数もファイル名も決まっていない場合は、まずはファイルの一覧を取得する必要があります。

ファイル名を取得するには、Dir関数を使います。


Dir関数

指定したパターンと一致するファイルまたはフォルダの名前を返します。
変数 = Dir(パス名)
パス名:フォルダ名およびドライブ名も含めてファイル名を表す文字列式を指定します。
該当ファイルが見つからないときは、長さ0の文字列("")を返します。

Dir 関数は、引数と一致する最初のファイル名を返します。
フォルダ内のすべてのファイルに対して繰り返して処理を実行する場合は、引数を指定せずにDirを実行してください。


実際のDir関数の使い方を順に見ていきましょう。



マクロの書かれているExcelファイルと同じフォルダの下に、
"一覧"というサブフォルダがあり、その中に、
"test_20151019.xlsx"
"test_20151020.xlsx"
これらのファイルがあるとして、

エクセル マクロVBA サンプルコード

※ワイルドカードについて

*(アスタリスク)はワイルドカードで、任意の文字に対応します。
test~.xlsx
という事になります。
~はあらゆる文字数、あらゆる文字に置き換えられるという事です

結果は、


エクセル マクロVBA サンプル画面
エクセル マクロVBA サンプル画面

このように該当するファイルの正しい名称がDir関数で順番に取得できます。
sFileName = Dir(ThisWorkbook.Path & "\一覧\*.xls*")
これで、"test_20151019.xlsx"を取得し、
sFileName = Dir()
これで、"test_20151020.xlsx"を取得しています。


では本題の、ファイルの一覧を取得するマクロVBAコードです。


エクセル マクロVBA サンプルコード

.Range("A:A").ClearContents
A列を消去します、前回の一覧が残っている場合の対処として最初に消しておきます。
Columns(1)
Columns("A")

これらでも同じ事になります。

sFileName = Dir(ThisWorkbook.Path & "\一覧\*.xls*")
一覧\~.xls~
このようなファイル

i = 1
変数iは、シートの出力行数に使います、最初は1行目からです。
i = i + 1
これで、変数iは1増えます。

Do While sFileName <> ""
  ・・・
Loop

Whileのあとに書かれた条件が満たされている間、Loopまでの処理を繰り返します。
Do Until sFileName = ""
これでも同じになります。
Untilは、条件が満たされるまで、Loopまでの処理を繰り返します。

以上で、ファイルの一覧が取得できました。
このファイルの一覧を使って一つずつファイルを開いて何らかの処理していきます。

上記のVBAコードは、定型の必須VBAコードとして書けるようになってください。
何も見ずに書けるまで、繰り返し書いて覚えましょう。



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