数独(ナンプレ)を解くVBAに挑戦№2
数独をExcelマクロVBAで解いてみます№2、
解法の具体的なアルゴリズムをもう少し掘り下げます。
解法
配列は1 To 9として、シート位置に合わせる事で理解しやすくします。
全ての配列が0以外になった時点で回答が出来たと判定
2.配列内から、値が0(回答が見つかっていない)の位置をみつける
3.値が0の配列に1~9を順に入れられるか判定
数独のルールに従い判定
4.数値を入れられる場合は、配列に数値をセットし、次へ
9まで確認し、いずれも入れられない場合は、前に戻る
5.2~4を全ての配列が0以外になるまで繰り返す。
6.配列をシートに書き出す。
回答の数値には、区別できるように色を付ける
用意するFunctionプロシージャー
i1:配列の1次元のインデックス
i2:配列の2次元のインデックス
su:確認する数値
つまり、数独のルール判定プロシージャーになります。
入れられる場合は、True
入れられない場合は、False
i1:配列の1次元のインデックス
i2:配列の2次元のインデックス
未回答があったら、True
すべて埋まっていたら、False
chkSuを使い、数値が入れられるかの判定をします。
入れられる場合は、配列にその数値を設定。
入れられない場合は、2、3、・・・と9までカウントアップする。
数値が入れられる場合は、
・配列に数値を入れ、
・自信をCall(再帰処理)
・Trueを設定し、Exit
9まで行って、いずれも入れられない場合は、
・配列に0を入れる
・Falseを設定
メイン処理のSub
trySuを呼ぶ・・・再帰プロシージャー
配列(1 To 9, 1 To 9)をシートのA1~I9に入れる。
次回は、上記をもとに、具体的なVBAコードを書きます。
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