ExcelマクロVBAサンプル集
Dir関数で全サブフォルダの全ファイルを取得

ExcelマクロVBAの実用サンプル、エクセルVBA集と解説
最終更新日:2013-09-05

Dir関数で全サブフォルダの全ファイルを取得


指定フォルダ以下の全サブフォルダ内の全ファイルを取得する場合、


通常はFileSystemObjectの再帰モジュールで実現しますが、これをDir関数だけでやってみましょう。

FileSystemObjectの再帰モジュールについては、

エクセルでファイル一覧を作成

こちらをご覧ください。


Sub sample()
  Dim i As Long
  Dim aryDir() As String
  Dim aryFile() As String
  Dim strName As String
  
  i = 0
  ReDim aryDir(i)
  aryDir(i) = ThisWorkbook.Path 'フォルダをここで指定
  'まずは、指定フォルダ以下の全サブフォルダを取得し、配列aryDirに入れます。
  Do
    strName = Dir(aryDir(i) & "\", vbDirectory)
    Do While strName <> ""
      If GetAttr(aryDir(i) & "\" & strName) And vbDirectory Then
        If strName <> "." And strName <> ".." Then
          ReDim Preserve aryDir(UBound(aryDir) + 1)
          aryDir(UBound(aryDir)) = aryDir(i) & "\" & strName
        End If
      End If
      strName = Dir()
    Loop
    i = i + 1
    If i > UBound(aryDir) Then
      Exit Do
    End If
  Loop
  
  '配列aryDirの全フォルダについて、ファイルを取得し、配列aryFileに入れます。
  ReDim aryFile(0)
  For i = 0 To UBound(aryDir)
    strName = Dir(aryDir(i) & "\", vbNormal + vbHidden + vbReadOnly + vbSystem)
    Do While strName <> ""
      If aryFile(0) <> "" Then
        ReDim Preserve aryFile(UBound(aryFile) + 1)
      End If
      aryFile(UBound(aryFile)) = aryDir(i) & "\" & strName
      '実行結果が分かりやすいように、テスト的にセルに書き出す場合
      'Cells(UBound(aryFile) + 1, 1) = aryFile(UBound(aryFile))
      strName = Dir()
    Loop
  Next
End Sub


上記では、ThisWorkbook.Path以下にある、全サブフォルダが、配列aryDirに入ります。


aryDir(0)には、最初の指定フォルダを入れています。

これは、その後の処理を書きやすくする為と、指定フォルダ直下のファイルも一緒に取得する為に入れています。


全サブフォルダが、配列aryDirに入ッた後は、配列aryDirに入っているフォルダを一つずつ処理し、

全ファイルを、配列aryFileに取得しています。

vbNormal + vbHidden + vbReadOnly + vbSystem

この指定は、通常のファイルだけが対象なら、指定の必要はありません。


この例では、フォルダもファイルも、配列に入れているだけですが、

実務としては、それぞれのファイルに対する何らかの処理を記述する事になると思います。

配列aryFileにフルパスのファイル名が入っていますので、その後の処理は書き易いはずです。


しかし、やはりFileSystemObjectの再帰モジュールに比べると、かなり無理やり感は否めません。

それでも、FileSystemObjectを何らかの理由で使いたくない場合には、参考になると思います。

また、配列の使い方と、ロジックの組み立てについては、大いに参考になると思います。




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