Google Apps Script入門
第28回.リンクの挿入・編集・削除

Google Apps Script(GAS)の入門解説です
最終更新日:2016-12-06

第28回.リンクの挿入・編集・削除

Google Apps Script で、スプレッドシートのセルにハイパーリンクを挿入する場合です、


しかし、

そもそもスプレッドシートでは、Excelのハイパーリンクとは違い、HYPERLINK関数しかありません。

そこで、スクリプトでハイパーリンク関数を挿入する方法についてという事になります。



関数や数式をセルに挿入する方法は前回やりました。

setValueを使う
setFormulaを使う

他のセル値を使うなら、
setFormulaR1C1を使う

いずれを使っても良いでしょう、都合で使い分けして結構です。


HYPERLINK関数

HYPERLINK(URL, [リンクラベル])

URL
リンクの場所の完全な URLを二重引用符で囲んで指定します。
または、URLを含むセルへの参照を指定します。
使用できるリンクの種類は、http://、https://、mailto:、aim:、ftp://、gopher://、telnet://、news:// のみで、
その他のタイプは明示的に禁止されています。

リンクラベル
セルにリンクとして表示するテキストを二重引用符で囲んで指定します。
または、ラベルを含むセルへの参照を指定します。


サンプルコード

function mySample28_1() {
  var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet()
  sheet.getRange(1, 1).setFormula('=HYPERLINK("http://www.yahoo.co.jp/","Yahoo")')
  sheet.getRange(2, 1).setValue('=HYPERLINK("http://drive.google.com/open?id=スプレッドシートキー","他のブック")')
}

Google Apps Script 参考画像

A1セルに、Yahooへのリンクを挿入
A2セルに、他ブックへのリンクを挿入

URLやリンクラベルを"(ダブルクォーテーション)で囲む必要があるので、
全体は'(シングルクォーテーション)で囲んでいます。

外側を、"(ダブルクォーテーション)で囲む場合は、
("=HYPERLINK(\"http://www.yahoo.co.jp/\",\"Yahoo\")")
このように、"(ダブルクォーテーション)の前にエスケープとして\を入れて指定します。

見易さと言う点では、
'(シングルクォーテーション)+"(ダブルクォーテーション)
これで指定する方が見やすいのではないでしょうか。


スプレッドシートキー

Excelで言えばファイル名に相当します。
スプレッドシート(ブック)の場合は、
URIの一部に、ファイル名入っています。

Google スプレッドシート 画面

https://docs.google.com/spreadsheets/d/○△□/edit#gid=0

URIの、この「○△□」の部分を、
スプレッドシートキー
と言います。
このスプレッドシートキーをコピーしておきましょう。


編集・削除

関数ですので、
変更は、再度関数を挿入することになります。
削除は、Clear系のメソッドを実行すれば良いでしょう。


同一ブック内へのハイパーリンク

Excelでは、シート目次をハイパーリンクで作成したりすることが良くあります。
しかし、スプレッドシートでは、そのような機能が見つかりませんでした。
もし存在していて知っている方がいましたら教えてもらいたいところですね。


Excelのハイパーリンクでは、同一ブック内はもちろん、他ブックの指定シートへのハイパーリンクも可能です。
このあたりは、やはりデスクトップアプリかどうかが分かれ道なのでしょうか。
事務系の作業効率を考えると、まだまだExcelが一歩も二歩も勝っている気がしてしまいます。
スプレッドシートのさらなる進化を期待します。





同じテーマ「Google Apps Script入門」の記事

スプレッドシート(ブック)の作成・名前変更
セルのコピー&各種ペースト
セルに数式を入れる
リンクの挿入・編集・削除
メモの挿入・削除と改行文字
並べ替え
入力規則
グラフ
表示の固定
シート保護
スプレッドシートが非常に遅い、高速化するには

新着記事NEW ・・・新着記事一覧を見る

エクセルの日付と時刻のまとめ|エクセル関数超技(3月6日)
Excelシートの複雑な計算式を解析するVBA|VBAサンプル集(2月18日)
VBAクラスの作り方:独自Rangeっぽいものを作ってみた|VBA技術解説(2月16日)
VBAクラスの作り方:列名のプロパティを自動作成する|VBA技術解説(2月14日)
VBAクラスの作り方:列名の入力支援と列移動対応|VBA技術解説(2月11日)
クラスを使って他ブックのイベントを補足する|VBA技術解説(2月6日)
Excelアドインの作成と登録について|VBA技術解説(2月3日)
参照設定、CreateObject、オブジェクト式の一覧|VBA技術解説(1月20日)
VBAでファイルを規定のアプリで開く方法|VBA技術解説(1月20日)
ドキュメントプロパティ(BuiltinDocumentProperties,CustomDocumentProperties)|VBA技術解説(1月19日)

アクセスランキング ・・・ ランキング一覧を見る

1.最終行の取得(End,Rows.Count)|VBA入門
2.セルのコピー&値の貼り付け(PasteSpecial)|VBA入門
3.RangeとCellsの使い方|ExcelマクロVBA入門
4.Range以外の指定方法(Cells,Rows,Columns)|VBA入門
5.変数とデータ型(Dim)|ExcelマクロVBA入門
6.マクロって何?VBAって何?|ExcelマクロVBA入門
7.とにかく書いて見よう(Sub,End Sub)|VBA入門
8.繰り返し処理(For Next)|ExcelマクロVBA入門
9.セルに文字を入れるとは(Range,Value)|VBA入門
10.ひらがな⇔カタカナの変換|エクセル基本操作



  • >
  • >
  • >
  • リンクの挿入・編集・削除

    このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。


    記述には細心の注意をしたつもりですが、
    間違いやご指摘がありましたら、「お問い合わせ」からお知らせいただけると幸いです。
    なお、掲載のVBAコードは自己責任で使ってください。万一データ破損等の損害が発生しても責任は負いません。






    このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。

    本文下部へ