Google Apps Script入門
第26回.セルのコピー&各種ペースト

Google Apps Script(GAS)の入門解説です
最終更新日:2016-11-22

第26回.セルのコピー&各種ペースト

Google Apps Script で、スプレッドシートのセルをコピペする時の書き方になります、


セルのコピペといっても、セル全体、値のみ、書式のみと、いろいろな貼り付け方法があります。

記述方法は複数ありますが、基本の使い方だけ覚えれば十分です。


コピー&ペースト

Rangeオブジェクトののメソッドになります。



メソッド書式 簡単な説明
copyFormatToRange(gridId,column,columnEnd,row,rowEnd) 書式設定をコピーします。
copyFormatToRange(sheet,column,columnEnd,row,rowEnd) 書式設定をコピーします。
copyTo(destination) セルをコピーします。
copyTo(destination,options) セルをコピーします。
貼り付けオプションを指定できます。
copyValuesToRange(gridId,column,columnEnd,row,rowEnd) 値をコピーします。
copyValuesToRange(sheet,column,columnEnd,row,rowEnd) 値をコピーします。

いくつかありますが、
太字にした、

copyTo(destination)
copyTo(destination,options)

この二つを覚えれば全て対応できます。

destination
タイプ 説明
destination Range 貼り付け先の先頭セルを指定

options


タイプ 説明
formatOnly Boolean フォーマットだけを貼り付けます。
値はコピーされません。
{formatOnly:true}
contentsOnly Boolean 値だけを貼り付けます。
フォーマットはコピーされません。
{contentsOnly:true}


カット&ペースト

Rangeオブジェクトののメソッドになります。

メソッド書式 簡単な説明
moveTo(target) 目標範囲に、この範囲からカット&ペースト(形式と値の両方)。

セルを移動させるので、moveToになります。

copyToと違い、オプションはありません。
当然なのですが、値のみ移動といった機能はありません。


使用例

function sample26() {
  var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet()
  //A1:C3をE1にコピー
  sheet.getRange(1, 1, 3, 3).copyTo(sheet.getRange(1, 5))
  //A1:C3をE1に値のみコピー
  sheet.getRange(1, 1, 3, 3).copyTo(sheet.getRange(5, 1), {contentsOnly:true})
  //A1:C3をE1にフォーマットのみコピー
  sheet.getRange(1, 1, 3, 3).copyTo(sheet.getRange(11, 1), {formatOnly:true})
  //A1:C3をE1に移動
  sheet.getRange(1, 1, 3, 3).moveTo(sheet.getRange(1, 5))
}
順に、

普通ののコピペ
値貼り付け
書式貼り付け
カット&ペースト

になります。
この4パターンが基本になります。


Google Apps Scriptでは、セルのコピペ自体はそんなに多用することはないと思います。
ですが、必須機能です。
必要になった時に困らないように、しっかり覚えておきましょう。




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