エクセル入門
基本操作.名前定義

Excelの初心者向け入門解説
最終更新日:2020-08-30

基本操作.名前定義


セル範囲や数式に名前を付けることができます。
この名前定義は、エクセルで複雑な設定をしたい場合には必須の技術になります。


名前ボックス

Excel エクセル 名前定義

このA1等のセル番地が表示されている部分を「名前ボックス」と呼びます。

名前を付けたいセル範囲を選択し、この名前ボックスに名前を入れEnterすることで名前定義することができます。
名前を入力した後に、必ずEnterしてください、Enterしないと設定されません。

選択するセル範囲に特に制限はありません。
・1つのセル
・矩形セル範囲
・行全体
・列全体
・上記の複数の組み合わせ(飛び飛びのセルでも良い)

作成した名前定義は、名前ボックスにドロップダウンで表示されるようになります。

Excel エクセル 名前定義

この名前を選択することで、その名前が定義したセル範囲が選択状態になります。

Excel エクセル 名前定義


名前の管理

リボンの「数式」タブに名前の定義についての機能が集められています。

Excel エクセル 名前定義

「名前の管理」から新規作成・編集・削除が行えます。
名前の管理を出すショートカットは、
Ctrl + F3
になります。

Excel エクセル 名前定義

セル範囲を指定

Excel エクセル 名前定義

名前
セル番地と重なる名前は付けられません。
A1
BB123
等々のセル番地と同じになってしまう名前を指定した場合はエラーになります。

また、名前に使える文字は、全角半角、英数かなカナを問わず使えますが、記号はアンダスコア(_)意外の記号は使えません。

範囲
ブックとシートの指定があります。
ブックは、この名前がブック全体で使えるものです。
シートは、そのシートでのみ使える名前になります。
ただしシートの場合でも、シート名で修飾すれば他のシートで使えます。

Sheet1に、ブック範囲の名前「test1」と、シート範囲の名前「test2」を作成したとします。
他のシートでこの名前を使う時、
=test1
=Sheet1!test2
このようにシート範囲の名前定義は、他のシートで使う時はシート修飾が必要になります。

ブック範囲の名前定義はブック全体でユニークな(重複しない)名前でなければなりません。

シート範囲の名前定義は、シート内でユニークであれば良く、他のシートと同じ名前が存在しても構いません。

参照範囲
シートでセル範囲を選択して指定できます。
初期値として、現在選択されているセル範囲が表示されています。

Ctrlキーを押しながらクリック選択していくことで、飛び飛びのセル範囲も指定することができます。

選択範囲から作静

Excel エクセル 名前定義

現在選択されているセル範囲から名前定義を作成する場合で、
選択範囲のセル値を名前として使う場合に便利です。
・上端行
・左端列
・最下行
・右端列
これらを選択することで、その位置のセル値が名前として定義されます。

通常は、表の先頭行には見出しとしての名称が入れてあります。
この見出し名称を名前定義に使う場合に便利です。
ただしこの時、アンダースコア以外の記号はアンダースコア(_)に変換された名前になります。

数式を指定

任意の数式を指定した名前定義を作成できます。
正しい数式になってさえいれば特に制限はありません。
単なる定数値(文字・数値)でも構いません。
以下に実際に使用しているページを記載しておきますので参考にしてください。

ピポットテーブルの参照範囲を、追加・削除に自動対応で作成
ピボットテーブルの参照範囲を可変に設定し、データの追加・削除に自動で対応させます。以下の表で説明します。名前を定義します。シート「リスト」を選択します。Ctrl+F3で名前定義を起動する。メニュー等からの起動はバージョン毎に違います。
グラフのデータ範囲を可変にする
データの範囲に合わせて、自動的にグラフのデータ範囲が変更されるようにします。グラフのデータ個数が増えるたびに、「データの選択」(2003は元データ)を変更するのは、いかにも面倒です。できれば、マクロでやりたいところですが、マクロはちょっという人用に解説します。

入力規則のリストを、2段階の絞り込みで作成1
一覧リストを使用して、「入力規則」の「リスト」を作成し、「リスト」の選択結果により、となりの「リスト」の内容を自動で変化させます、さらに、一覧リストへの追加・削除に自動対応させるものです。入力規則のリストを、追加・削除に自動対応で作成 を理解した上でお読みください。
入力規則のリストを、2段階の絞り込みで作成2
一覧リストを使用して、「入力規則」の「リスト」を作成し、「リスト」の選択結果により、となりの「リスト」の内容を自動で変化させます、「入力規則のリストを、2段階の絞り込みで作成1」こちらのリストの縦横を入れ替えたパターンになります。入力規則のリストを、追加・削除に自動対応で作成一覧リストを使用して、「入力規則」の「リスト」を作成し、

定義済の名前定義の呼び出し

名前の貼り付けを出すショートカットは、
F3
になります。

Excel エクセル 名前定義

ただし、名前定義がまったくない場合は画面は表示されません。

セルでいきなりF3でも良いですし、
=の後の数式入力中でもよいですし、
条件付き書式の数式を入れるボックス等々、
数式を入れる場面でショートカットF3で呼び出すことができます。



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