入力規則のリストを、2段階の絞り込みで作成1
一覧リストを使用して、「入力規則」の「リスト」を作成し、
「リスト」の選択結果により、となりの「リスト」の内容を自動で変化させます、
「入力規則のリストを、2段階の絞り込みで作成2」
シート「リスト」の部署を使用して、シート「入力」に部署のリストを作成します。
つまり、選択した部署により、その部署の氏名にリストが自動連動します。
部署の名前を定義します。
- シート「リスト」を選択します。
- Ctrl+F3で名前定義を起動する。メニュー等からの起動はバージョン毎に違います。
- 「名前」に「部署」と入力。
- 2007以降の場合、範囲は「ブック」、2003にはありません。
- 「参照範囲」に「=OFFSET($A$1,0,0,1,COUNTA($1:$1))」
- 「OK」
氏名の名前を定義します。
- シート「入力」のセルB2を選択します。選択セルが違うと正しく設定できません。
- Ctrl+F3で名前定義を起動する。メニュー等からの起動はバージョン毎に違います。
- 「名前」に「氏名」と入力。
- 2007以降の場合、範囲は「ブック」、2003にはありません。
- 「参照範囲」に「=OFFSET(リスト!$A$2,0,MATCH(!$A2,部署,0)-1,COUNTA(OFFSET(リスト!$A:$A,0,MATCH(!$A2,部署,0)-1))-1,1)」
- 「OK」
部署の[入力規則]の[リスト]の設定です。
- シート「入力」のA列を選択
- [データ]-[入力規則]
- [設定]の[入力値の種類]で[リスト]を選択
- [元の値] に「部署」と入力。F3を押すと名前定義の一覧から選択できます。
- 「OK」
氏名の[入力規則]の[リスト]の設定です。
- シート「入力」のB列を選択
- [データ]-[入力規則]
- [設定]の[入力値の種類]で[リスト]を選択
- [元の値] に「氏名」と入力。F3を押すと名前定義の一覧から選択できます。
- 「OK」
- 最初はエラーが表示される場合がありますが、「OK」を押して下さい。
以上で完成です。
=OFFSET(リスト!$A$2,0,MATCH(!$A2,部署,0)-1,COUNTA(OFFSET(リスト!$A:$A,0,MATCH(!$A2,部署,0)-1))-1,1)
だけだと思います。
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