エクセル基本操作
ひらがな⇔カタカナの変換

Excelの基本操作についての基礎と応用を入門解説
最終更新日:2019-03-23

ひらがな⇔カタカナの変換


「ひらがな」を「カタカナ」に、「カタカナ」を「ひらがな」に変換する方法の説明です。



ひらがな→カタカナ変換

A1セル「にっぽん たろう」、これをB1セルに「ニッポン タロウ」と表示するには、
B1セルに、
=PHONETIC(A1)
これで、カタカナで表示されたと思います。


さらに、半角カタカナにしたい場合は、
B1セルに、
=ASC(PHONETIC(A1))
これで、「ニッポン タロウ」と表示されます。


カタカナ→ひらがな変換

では、A2セル「ニッポン タロウ」、これをB2セルに「にっぽん たろう」と表示するには、
まず、「ふりがなの設定」を変更します。
2007以降なら、「ホーム」タブ→フォントグループ右下の「亜(ア)」のアイコン
2003なら、「書式」→「ふりがな」→「設定」

Excelサンプル画像

ここで、「ひらがな」を選択し、OK
B2セルに、
=PHONETIC(A2)

これで、ひらがなで表示されたと思います。


しかしA3セルに、「東京ハ首都デス」と入っている場合、
B3セルに
=PHONETIC(A3)
これは
「とうきょうはしゅとです」
と表示されてしまいます。


PHONETIC関数は、ふりがなを取得する関数ですから、
漢字もセルにふりがなデータがあればひらがなで表示されてしまいます。
(他ソフトで入力した文字の場合は漢字のままです。)
これは都合が悪いです。
(これで良いと言う場合もあると思いますが)
できたら、「東京は首都です」と表示したいですね。


漢字は変換しない方法

この場合は、C3セルに
=A3 & ""
と入力します。
(元の文字列のままになればどんな関数でも良いです。)
C3セルをコピーし、同じC3セルに値の貼り付けをします。
そして、B3セルに
=PHONETIC(C3)
これで、正しく「東京は首都です」と表示されたと思います。

ただし、この方法は、他ソフト(ワード等)に貼り付けて、変換後に戻すことと同じです。
ただ、他ソフトを起動するより少し早く、貼り付け等の操作が簡単だということです。
注意.もし元のデータに値の貼り付をしてしまうと、セルの漢字の「ふりがな」が失われてしまいます。


貼り付けしなければならないのは少々面倒です。
そこで、関数だけでできないものかという要望になります。



漢字は変換しない方法・・・関数だけでやる方法

かなり難しい数式になりますが、なんとかできます。
A3セルに、「東京ハ首都デス」と入っているとして、
B3セルに、

=CONCAT(CHAR(CODE(MID(A3,ROW(OFFSET($A$1,0,0,LEN(A3),1)),1))-
IF(AND(CODE(MID(A3,ROW(OFFSET($A$1,0,0,LEN(A3),1)),1))>=9505,
CODE(MID(A3,ROW(OFFSET($A$1,0,0,LEN(A3),1)),1))<=9587),256,0)))

数式を入れるときにCtrl+Shif+Enterで配列数式として入れます。
{=数式}というように、{}で数式がかこまれて入力されます。

エクセル 数式で カタカナ ひらがな 変換

これだけでB3セルに、「東京は首都です」と表示されたと思います。

※この配列数式の元は
https://twitter.com/excelspeedup/status/1109055485137707008
こちらの先生が私のツイートを受けて作成されたものにもう少し手を加えたものです。

配列数式は非常に難しく、この詳細を解説しているととても長くなってしまいますので、ここでは省略します。
あくまで、こんなこともできますよ、ということで見てもらえれば結構です。
やはり、以下のマクロで処理するのが最も良いと思います。



やはりマクロ(VBA)で

一回だけなら、上記操作でも問題ないと思われますが、
たびたび、このような変換が必要な場合は、やはりマクロを使用して下さい。
マクロが使える人には説明が不要な気もしますが、一応
StrConv(テキストデータ, vbHiragana) 'ひらがな変換
StrConv(テキストデータ, vbKatakana) 'カタカナ変換

です。
変換したいセル範囲をループさせれば直ぐに完成です。




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