先頭の数値、最後の数値を取り出す
数値と文字が混在した文字列から、数値だけを取り出します、
1234abcd5678
{1,12,123,1234,1234a,1234ab,1234abc,・・・}
このような配列が返されます。
この計算をすることで、数値以外はエラー値となります。
{1,12,123,1234,#VALUE,#VALUE,#VALUE,・・・}
このような配列になります。
LOOKUPは、配列から上の数値以下の最大値が取り出されます。
最初の数値がLEFTで取り出しているので、最後の数値はRIGHTで取り出します。
考え方は、全く同じです。
このような配列が返されます。
{8,78,678,5678,d5678,cd5678,bcd5678,・・・}
この計算をすることで、数値以外はエラー値となります。
{8,78,678,5678,#VALUE,#VALUE,#VALUE,・・・}
このような配列になります。
LOOKUPは、配列から上の数値以下の最大値が取り出されます。
COLUMN($1:$1)、これは、ROW($A:$A)、でも同じです。
要は、{1,2,3,4,5,6,7,8,・・・}このような配列を作成出来ればよいです。
ただし、COLUMN($1:$1)やROW($A:$A)は、配列が大きくなってしまうので、
計算時間を考えれば、作成する配列の大きさを限定した方が良いでしょう。
COLUMN($A$1:$Z$1)
このように、取り出す文字列長を超える配列であればよいのです。
999999999999
のような定数で指定しても構いません。
逆の言い方をすれば、この桁数以上の連続数値は取り出すことができません。
MAX自体は配列を扱えますが、このように作られた配列は扱えないようで上手くいきません。
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