ExcelマクロVBA入門 | 第44回.VBA関数について | Excelマクロの基礎と応用、エクセルVBAの入門・初級・初心者向け解説



最終更新日:2018-01-24

第44回.VBA関数について


ワークシートに関数があるように、マクロにも専用の関数が用意されています、

このマクロ専用の関数をVBA関数と呼んだりします。

また、マクロでは、VBA関数だけでなく、ワークシート関数も使えますが、

それは、WorkSheetFunctionクラスを使うもので、これについては後々に説明いたします。



関数の書き方

変数orセル = 関数名(第1引数, 第2引数, 第3引数, ・・・)

このように、関数は、その戻り値を他の変数やセルに入れて使います。

または、

If 関数名(第1引数, 第2引数, 第3引数, ・・・) = ○○○ Then

このように、関数の戻り値を、If文等で判定します。

または、

変数orセル = 関数名(関数名(第1引数, 第2引数, 第3引数, ・・・), 第2引数, 第3引数, ・・・)

このように、関数をネストして使う事も出来ます。

関数の戻り値を、別の関数の引数として指定しています。

関数は、通常は上記のように、その戻り値を使って次の処理に進みます。



関数の戻り値を使わない場合

MsgBox "メッセージ"

このように、戻り値を使用しない事も、まれにあります。

この時の記述方法として、

関数名 第1引数, 第2引数, 第3引数, ・・・

このように、戻り値を使用しない場合は、引数を()で囲まずに記述します。

関数は、ほとんどの場合は戻り値を使うので、通常は、

変数 = 関数名(第1引数, 第2引数, 第3引数, ・・・)

このように、()で引数を囲いますので、戻り値を使わない場合の記述については要注意です。



名前付き引数

関数の引数は、名前付き引数が利用できますが、

慣習的に、VBA関数においては、名前付き引数を使う事はあまりありません

引数自体の数が、そんなに多くないので、記述を簡略化する事が多いからでしょう。

オブジェクトのメソッドの場合は引数が多いものがあるので、名前付き引数を使うようにします。



○○○B関数

文字列をバイト データとして扱う場合の関数です。

AscB、ChrB、LeftB、LenB、RightB

になりますが、あまり使用する事は無いでしょう。



○○○$関数

文字列型 (String) の値を返します。

これらの関数は、ドル記号を付けずに使用すると、バリアント型 (Variant) の値を返します。

Chr$、ChrB$、Command$、CurDir$、Date$、Dir$、Error$、Format$、Hex$、Input$、InputB$、LCase$、Left$、LeftB$、LTrim$、Mid$、MidB$、Oct$、Right$ RightB$ RTrim$、Space$、Str$、String$、Time$、Trim$、UCase$

と多くありますが、とりあえず覚える必要はないでしょう。



ワークシート関数との関係

VBA関数には、ワークシート関数と(ほぼ)同一名称の関数も多くあります。

しかし、その引数においては、同一とは限らないので、多少の注意は必要です。

この点については、次回以降で説明します。

また、前述したように、WorkSheetFunctionを使う事でワークシート関数も使用できますが、それは後々。



自動メンバ表示

VBEにおいては、引数が自動的に表示(自動メンバ表示)されますので、

これを活用して下さい。

関数名を入力すると、



このように、引数が表示されます。

そして、引数が、決められた内容の場合は、そのメンバが自動表示されます。




上下矢印キーで選択し、TABキーで決定して下さい。



習得すべき関数

VBA関数は、全部で140以上あり(ワークシート関数は400以上ありますが)、

全てを覚えるのは大変ですし、その必要もないでしょう。

統計・財務・数学等の関数は、人それぞれで必要な関数を使えるようになれば良いと思います。

しかし、マクロを書く上で、どうしても覚える必要のある関数もあります。

日付や文字列操作の関数は、どのような業務においても必須となりますので、

必ず習得して下さい。



関数なら、1行で済む事を、延々とマクロを書くような事は愚かしい事です。

また、関数を知を使わなくては実現困難な処理も多数あります。

少なくとも、どのような関数があるかだけは押さえておいて下さい。

具体的な引数まで知らずとも、関数の存在だけでも知っていれば、

必要な時に、ヘルプを見ながらマクロを書いても問題は無いはずです。

VBA関数一覧

一度は、どんな関数があるか一通り目を通しておくと良いでしょう。




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