VBA入門
Worksheetオブジェクト

ExcelマクロVBAの基本と応用、エクセルVBAの初級・初心者向け解説
公開日:2013年5月以前 最終更新日:2021-09-16

第55回.Worksheetオブジェクト


Worksheetオブジェクトは、ワークシートそのものです。
エクセルのマクロVBAですから、ワークシートはしっかりと扱えなければなりません。


WorkSheetオブジェクトの集まりがWorkSheetsコレクションになります。
つまり、
WorkSheetオブジェクトは、WorkSheetsコレクションのメンバーだということです。


WorkSheetオブジェクトの指定方法

Worksheets(インデックス)
インデックスで指定されるワークシート

Worksheets("シート名")
シート名で指定されるワークシート

Activesheet
アクティブなシート
※Activesheetは、正確にはワークシートオブジェクトではありません、詳細は後述。

これらが、Worksheetオブジェクトになります。

Worksheetsコレクションの中から、特定のシートを指定したものが、Worksheetオブジェクトになります。


Worksheetオブジェクトデータ型

Worksheet
つまり、
Dim 変数 As Worksheet
のように使います。

気を付けてもらいたいのは、
Worksheets
ではないと言う事です。
Worksheetsは、Worksheetの集まりで、コレクションと言います。
コレクションについては、後々説明いたします。


WorkSheetのプロパティとメソッド

このオブジェクトに含まれる、プロパティ・メソッドは、非常に沢山あります。
WorkSheetのプロパティ、メソッド、イベントの一覧
・WorkSheetオブジェクトのプロパティ一覧 ・WorkSheetオブジェクトのメソッド一覧 ・WorkSheetオブジェクトのイベント一覧
ごく一部、良く使うものを紹介します。

プロパティ Name 名前
Names 名前定義
Cells Rangeオブジェクト
Range Rangeオブジェクト
Columns Rangeオブジェクト
Rows Rangeオブジェクト
FilterMode フィルタ モード
Hyperlinks ハイパーリンク
PageSetup ページ設定
ScrollArea スクロールが可能な領域
Shapes すべての図形
Visible 表示するかどうか
メソッド Activate アクティブ
Select 選択
Copy コピー
Move 移動
Paste 貼り付け
PasteSpecial 形式を選択して貼り付け
AutoFilter フィルター
PivotTables ピボットテーブル
PrintOut 印刷
PrintPreview 印刷プレビュー
Protect 保護
Unprotect 保護解除

今までに出てきたのは、Activate、Select、Range関連くらいです。
個々のプロパティ・メソッドの使い方については、今後少しづつ紹介します。


Worksheetオブジェクトの使用方法

Dim ws As Worksheet
Set ws = Worksheets("Sheet1")
MsgBox ws.Name

メッセージボックスには、「Sheet1」と表示されます。
Worksheetの集まりWorksheetsの中から、"Sheet1"を指定し、
その参照を、オブジェクト変数のwsに入れています。


Activesheet、Sheetsコレクションについて

Sheetオブジェクトというものはありません
Sheetsコレクションには、そのブックの全てのシートが入っています。
ですから、Activesheetもワークシートとは限りません。
シートには、ワークシート・グラフ等々の種類があります。

マクロ VBA worksheet

従って、Sheetsコレクションは、ワークシート以外のシートも含まれていますし、
Activesheetも、ワークシート以外のシートの事もあります。

この為、ActivesheetSheets()で参照されるデータ型Objectになっています。
従って、例えばグラフシートが存在するブックでは、
Sheets.CountとWorksheets.Countの数は一致しません。


グラフシートを使う事はあまりないと思いますので、
WorkSheetsとSheetsの違いを取り立てて意識する必要はほとんどありません。
まずは、WorksheetとWorkSheetsの使い方について慣れれば良いでしょう。





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